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「リスキリング」の最初の一歩の一歩目。

Last updated at Posted at 2022-12-21

1.この記事の背景

 遅ればせながら私は2022年の春にこの言葉を知りました。
 知ってから、あちこちで見かけるようになりました(認識してないとスルーしちゃうものです)。
 バズってるよう感じもしますが(データサイエンティストがセクシーとか言われたみたいな)、きちんとした考え方なのでまとめることにしました。
 尚、本記事は参考文献など調べたものをベースに私見を整理したものです。

2.参考文献

 下記に背景や課題感がわかりやすくまとめられています。
 リスキリングとは -DX時代の人材戦略と世界の潮流ー
資料.png

3.リスキリングとは

 この発表資料によると、

「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること

4.なぜこのような考え方が必要なのか

 (1) 働き方が変わった、変える必要があるから
  ⇒それにあった働き方、仕事の仕方へのアップデートが必要。
   ただし従来のやり方の全否定ではない。"うまいことやる"というイメージ。

  ・これまで
   DX、リモートワーク、いろいろあったが重い腰があがらない企業が多かった
  ・今
   労働人口減少が加速。そうは言ってられなくなった。(マイナス因子)
   コロナでリモワも身近になった(プラス因子)。
   "働き改革"で、"とりあえず残業でカバー"も難しくなった ((小声)ただし一般論)
  ・これから
   リモートワークも身近になり、"変化"に対して抵抗が薄れた(成功実績)。
   国の施策も加速する"はず"。(逃げられない)
 
 (2) 新しい技術の導入
   AIとか通信技術とかセキュリティとか、カバーするところが目まぐるしく変化している。
   これに対応する人材が必要。外注だけでは限界がある。
   限界がなくてもビジネスのコア部分になるものは内製化がよいとされる。

 会社として取り組まないと、社会のビジネスチャンスのルールに乗っかることができず損するかも!?

5.で何したらいいの?

  ・会社の方針に組み込む
   個々のエンジニアならコミュニティで自身のリスキリングはすでにやってる。
   どう組織に組み込むかはトップの指針が必要(どこをめざすか)
  ・社内研修(WEB教材含む)
   個人任せではなく会社で。ひとまず社内で共通言語を持つ必要がある。
  ・人事評価の改定
   結局給料に反映されないとやらないんで!

6.人材(人財)開発に国も予算を確保している

  令和4年度第2次補正予算案「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の概要(PDF形式:393KB)PDFファイル
政府.png

  735億がどれくらいの規模かわからない・・・(血税なので賢く使ってほしい。。)

教育訓練給付制度とも連動しているようです。
(経済産業省「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」)

経済産業大臣が認定した教育訓練講座のうち、厚生労働省が定める一定の要件を満たし、専門実践教育訓練として厚生労働大臣の指定を受けた講座について、労働者等が受講した場合に、その費用の一部が「専門実践教育訓練給付金」として支給されます。
また、経済産業大臣が認定した教育訓練講座を企業内での人材育成に用いる際に一定の要件を満たした場合、厚生労働省「人材開発支援助成金」の助成対象となります。 

賢く国の制度も活用して、自身のアップデートもしていきたいですね。
  

   

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