1.この記事の背景
毎年IPAから10大脅威が発表されます。目まぐるしく変わる技術の世界で、過去3年間を追ったらどうなるかをみてみたいと思いました。
2.3年間をまとめてみました
組織の部についてまとめてみました。
まとめるにあたり、下記を参照しています。
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2022.html
3.移り変わりをながめてみる
こうしてみると、ラインナップはそんなに変わってなく、順位が少し入れ替わっているレベルでした。それでも2020年に入っていたIoT機器がランク外になったり、テレワークが標的にされたりと少しずつ変わっている印象です。
ざっと3年を振り返ると・・・
2020年⇒標的型攻撃が目立ちました。
例)三菱電機を狙った防衛情報の流出。 三菱電機の公開情報はこちらから、
2021年⇒コロナ禍で在宅勤務を許可する企業が増え、それを狙った攻撃が発生。
2022年⇒ゼロデイ攻撃も活発に。
例)「Windows Print Spooler」の脆弱性