生成AIならぬ、生成BIについて今年AWSから発表があったので、整理していきたいと思います。
1.GenerativeBIとは?
AWS QuickSightの新機能で、「自然言語を使って」ダッシュボードを作ったり、編集したり、分析結果を得たりすることができる。
ライセンスは「Amazon QuickSight Q」が必要になります。2023/12/1時点で日本語は未対応です。
2.何が嬉しい?
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自然言語を使用してビジュアル(グラフ、表のこと)を作成することができる
これまでは自分でグラフや表を選択する必要があったが、目的を入力するとそれにあったグラフを提案してくれる。
- 自然言語を使用して分析のビジュアルが洗練できる
(アナウンスのページの動画をもとに作成)
- 自然言語を使って計算フィールドを作成できる
これまでは公式ドキュメントを読んで計算フィールドを作る必要があったが、計算したい内容を入力するだけで作成することができる。
(アナウンスのページの動画をもとに作成)
QuickSightの関数についての公式ドキュメントのページ
- リッチなデータストーリーを作成して共有することができる
目的と分析内容を指示するとレポートにしてくれる。
(アナウンスのページの動画をもとに作成)
レポートのスタイルもバリエーションがあり、新聞、広告などを選ぶことが可能。
3.おわりに
基本的な構築は知識がなくてもできるようになり、深い洞察が必要な分析にリソースが割けるようになるなぁと思いました。逆にいうとこれでカバーできる部分しか対応できない構築者はお役御免に(なるのかなぁ、、)