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書籍『最難関のリーダーシップ』(ロナルド・A・ハイフェッツ (著), マーティ・リンスキー (著), アレクサンダー・グラショウ (著), 水上雅人 (翻訳) /英治出版)の読書メモです。

1.「対立の組織化」とは?

組織の前進のため対立を表面化させ、当事者に向き合わせる
→対立による混乱や熱気の中で動じずにいて対立を静観するのは勇気と修練が必要

2.多くの組織がやりがちなこと

何もしない、闘争・逃走、権威に頼る

3.適応課題において前進するには?

・違いを排除するのではなく、対立を探し出し、表面化させ、はぐくみ、注意深く手なずけること

4.前進するための7つのステップ(p.234-237)

(1) 準備
(2) 基本ルールの設定
(3) それぞれの見解の確認
(4) 対立の組織化
(5) 喪失の受け入れと対処の促進
(6) 実験のコミットメント
(7) 仲間同士によるリーダーシップ・コンサルティングの開始

5.対立の組織化をやり遂げるためには?

・対立に寛容になる 
・敵対する人と交流する
・拒絶したくなるような人に支援してもらう
・コミュニケーションスタイルを適応させる
・包み込む環境(安全な仕組み)を創出することが重要
・組織の熱をコントロールする
 組織の「熱」を常にチェックし温度調整を行う。

温度を・・・ 特徴
上げるには アグレッシブな姿勢を尊重、後押しする 難しい課題に注意を向ける
責任を与える
対立を表面化させる
挑発的な意見を容認
下げるには 難題を避け、決まったことを粛々とやる 解決の道筋をつける
責任を一時的に戻して引き受ける
わかりやすい技術的問題に対応する
期待に向けたスピードを緩める
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