<追記1>
2021年5月からAdMobでの審査が通るまでは、広告配信が制限されることになりました。
審査には、アプリリンクといって、アプリとAdMobでの紐付けが必要です。
そして、審査後(アプリリンクから24〜48時間後)広告が出る仕様となっています。
(アプリリンクについては、リリース後の講座で解説しています。)
現時点では、実機での広告が出ない状態となっていると思いますが、気にせずリリースしてください。
端末準備
1.開発者向けオプションを有効にする
端末 設定内の"ビルド番号"を7回タップすることで
開発者向けオプションを有効にできます。
端末によってビルド番号の場所が変わります。
端末1
→設定
→システム
→端末情報
→ビルド番号を7回タップ
2.開発者向けオプション設定
→設定
→システム
→開発者向けオプション
→USBデバッグを有効にする
USBデバッグはある日突然無効になることがあるので
実機確認ができなくなったらまず最初に確認しましょう。
3.ファイル転送モードにする
端末をUSB接続すると設定メニューが出てきます。
設定メニューからMIDIモードを選択します。
Unity 設定
1.シーン設定
端末で最初に表示するシーンを設定
ファイル→ビルド設定→ビルドに含まれるシーンを設定
最初に表示したいシーンを一番上に移動→右側の番号が0になっていることを確認
2.プラットフォームをAndroidに変更
ファイル→ビルド設定→Androidを選択→Switch Platform
3.パッケージ名を変更
プレイヤー設定→企業名を好きな名称へ変更
※名称を変更すると、自動で設定変更処理が実行されるのでしばらく待ちます。
<追記2>
Unityバージョン2021.3.3f1では
プレイヤー設定→その他の設定 にて
バンドル識別子が決まっていないので、エラーが出ている状態になります。
「デフォルトバンドル識別子をオーバーライド」のチェックを外してください。
こうすることで、デフォルト設定が適用されます。
4.画面自動回転設定(任意)
デフォルトの設定では、画面の向きに連動して縦向き、横向きに変更されます。
縦向きを前提としたアプリですと、端末が横向きになるとレイアウトが崩れてしまうので
横向きに変わらないようにする必要があります。
プレイヤー設定→解像度と表示→自動回転を許可する向き
にて縦向きのみにチェックを入れることで表示向きを固定することができます。
ビルド
1.ビルドして実行
2.保存先と名前決定
作成するファイル保存場所と名前を入力し実行します。
名前は半角英数字であればお好きな名前で良いです。
3.実機で動作確認
無事ビルドが通れば実機で動作確認を行います。
ビルドエラーとなる場合、エラー内容をそのまま検索すれば解決方法が見つかると思います。
アセットストアで買ったものをたくさん入れるとお互いが競合して
ビルドエラーになる確率は高まります。
おわりに
ビルドエラーになったら
最初に開発者向けオプション設定のUSBデバッグがONになっていることを確認しましょう。
私はこれで5時間くらい無駄にした経験があります笑