DataSaberの最終試験の復習も兼ねて、Ord9. HandsOn-AdvancedⅡの振り返りをします。ただし、KTさんの動画の方がより詳細に解説されており分かりやすいので、まずはそちらを参照されることをお勧めします。
Q1:
行に入れた合計(売上)の簡易表計算から「差の割合」を選択し、表計算の編集から、特定のディメンションに変更、基準を「最初の」(=2013年)にすることで、2013年から何%増減しているのか?を表示することができます。
Q2:
まずは、都道府県別の利益を降順に並べ、累計で表示します。(累計表示は、行に入れた利益のピルから、簡易表計算の「累計カウント」を選択)
次に、積みあがっていく状況と総計を総計を表現するため、ウォーターフォールのような見え方にしていきます。マークから「ガントチャート」を選択>マークで新しい計算式を追加し、”-[利益]”と入力>作成した新しい計算ピルを「サイズ」にドラッグアンドドロップ。すると、積みあがっていく表現ができました。あとは、「分析」タブで「合計」の「行の総計を表示」を選択すれば、一番右に総計の棒グラフが出ます。
Q2-3の地域特性については、各都道府県を地域で色付けして、傾向を見ていきます。テーブルから「地域」を色にドラッグアンドドロップ。そのままだと、ディメンションとして認識されておかしなことになってしまうため、地域を「ディメンション」から「属性」に変更します。
Q3:
まずは年四半期ごとサブカテゴリの売上ランキングの推移を表現します。行に入れた合計(売上)ピルの簡易表計算で「ランク」を選択。
そのままだと、四半期の中でのランキングになってしまうため、表計算の編集>特定のディメンション>サブカテゴリを選択。
ランキングで注意したいのは、降順に並んでしまうため、軸の編集から「反転」を選択し、1位が上に来るようにします。
Q3-1の“長い間、継続して1位を獲得していたサブカテゴリ”を見やすくするために、列の四半期のピルと行の売上をどちらも不連続にし、マークで棒を選択することによって枠組みのような形を作っていきます。
線の棒を太くするために、列に新規のピルを作成し、“min(1)”を入力。軸の編集から終了値を1にします。
これで、Q3-1, 3-2には答えられますが、Q3-3に答えていくために、もうひと加工します。カテゴリで色分けをしていくため、サブカテゴリをまずはラベルに変換。カテゴリを色にドラッグアンドドロップします。そのままだと、ランクの計算に悪影響を及ぼしてしまい(サブカテゴリ単位でランク計算しているため)、エラーになるため、属性にすると、カテゴリ別に色を表現することができました。
Q4:
利益TOP10とWORST10を両方見せたい場合、フィルターではAND条件でしかフィルターできないため、セットと呼ばれる機能を使います。フィルターに顧客名を入れた上で、顧客名のピルから「セットの作成」をクリック。利益の上位10を設定します。WORSTも同じ要領でセットを作成していきます。
どちらも作成できたら、その2つを両方選択し、どちらかのピルから「結合セットの作成」を選択します。今回は、利益TOP10の顧客も、WORST10の顧客も両方表示したいため、「両方のセットのすべての要素」を選択します。
作成した結合セットをフィルターに入れると、TOP10とWORST10の顧客が表示されるようになりました。グラフを見ればどれがTOP10でWORST10かは一目瞭然ですが、より分かりやすいように「利益TOP10顧客」か「WORST10顧客」のどちらかを行の先頭に持ってくると、区切り線が付いて見やすくなります。
また、利益TOP1(=石嶺明美さん)との差を表示したいため、売上ピルを複製して列に並べ、表計算で「次との差」と基準を「最初の」に設定すると、利益TOP1との差額を表示できます。
利益WORST10で、TOP1との差額が最も小さい顧客は最大値にラベルを付ければわかりやすいですね。(※マイナスなので、最大値にラベルを付けなければいけないのが混同するため注意が必要です!)
また、ランキングは列にある、利益のピルを複製し、簡易表計算でランクを選択します。
そのままだと、表全体としてのランクになってしまうため、表計算の編集でペイン(下)を選択することで、利益TOP10、利益WORST10ごとのランクになります。数字で表示したいため、不連続にして行に移動させると、ランクの数字を表示させることができました。ただ、ここで注意したいのは、今回は利益WORSTのランキングを見たいため、ランキングの順番を降順から昇順に変更する必要があります。
次回はQ5以降の問題を見ていきます。