ある朝、出向しているお客様先の部長から「DataSaberやってみない?」の一言で挑戦することになったDataSaber。これまで、統計を勉強してきたわけでもなく、Tableauを触ったこともない完全初心者だったため、正直右も左も分からないような状態でした。DataSaberの認定基準の前半では、技術力の試験として設問に対する答えをTableau上でグラフを作成するなどして解き、回答する必要があります。回答フォームには設問を解いた結果のファイルをTableau Publicにパブリッシュし、そのURLを貼付する必要があるのですが、まずここで私は時間がかかってしまいました。設問はTableau Desktopで解いていたため、それをどのようにTableau Publicにパブリッシュすれば良いのか?今回はその方法についてご紹介します(あくまで私がやっていた方法です)。
Tableau Desktopの上部にある[サーバー]>[Tableau Public]>[Tableau Publicに保存]もしくは[名前を付けてTableau Publicに保存]をクリックします。
その後、Tableau Publicにサインインしていない場合は、サインインのページが表示されるので、サインインをします。
そうすると、以下の表示が出てくるので[データ抽出の有効化]をクリックし、次の[データの抽出]画面で必要な設定をしてから(私は特になにも設定変更はしませんでした)、右下の[設定の保存]をクリックすると、自身のローカルフォルダにデータの保存がされます。
これでデータの抽出は完了したので、あらためて、上部の[サーバー]>[Tableau Public]>[Tableau Publicに保存]もしくは[名前を付けてTableau Publicに保存]をクリック。ワークブックタイトルの設定ができるポップアップが表示されるので、任意のタイトルを入力して保存します。
ほどなくして、ブラウザのTableau Publicのページに切り替わり、Tableau Publicにパブリッシュができました。
ただ、よく見てみると、Tableau Desktopで開いていた時の一つのシートしかパブリッシュされていないのです。このワークブック内にあるすべてのシートやダッシュボードをパブリッシュするには、一度右上にある[マイ プロフィール]を開き、先ほどパブリッシュしたワークブックを開きます。
すると、ワークブックの右上に、さっきは見えなかった[編集]マークがあるのでクリックします。
右上にある[パブリッシュ]>パブリッシュ方法の順番にクリック。
そうすると、[シートをタブとして表示]のチェックボタンをクリックして、再パブリッシュするとシートが選択できる形でパブリッシュができました。
あとは、この画面のURLをコピーして回答フォームに張り付ければOKです。この技術試験とは関係ないところで、時間がかかってしまったので、少しでもTableau初心者の方の参考になれば幸いです。