AWS Data Engineer Associate 合格体験記|勉強法・教材・当日の様子まとめ
🌱 はじめに
こんにちは、マリーです。
私は2025年1月にWebエンジニアとしてキャリアをスタートし、現在はバックエンド・フロントエンドの両方に携わっています。
AWS認定資格を通してクラウド設計・実装・運用まで幅広く学びたいと思い、これまで複数の資格に挑戦してきました。
以下取得済の資格:
- AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)
- AWS Certified AI Practitioner(AIF)
- AWS Certified Developer Associate(DVA)
- AWS Certified Solutions Architect Associate(SAA)
- AWS Certified SysOps Administrator Associate(SOA)
- AWS Certified Data Engineer Associate(DEA)
- AWS Certified Machine Learning Engineer Associate(MLA)
- AWS Certified Machine Learning - Specialty(MLS)
今回は、データレイク・ETL・分析系サービスが中心となる
「AWS Certified Data Engineer – Associate(DEA)」の合格体験をまとめました。
DEAとは?
内容 | 詳細 |
---|---|
試験時間 | 130分 |
問題数 | 約65問 |
合格ライン | 1000点満点中720点以上 |
受験形式 | オンラインまたはテストセンター |
出題範囲 | データレイク、Glue、Athena、Redshift、ETLパイプライン、セキュリティ、コスト最適化など |
AWSのデータ分析サービスに関する深い知識が問われ、構成理解+適切なユースケースの選択力が重要な試験です。
使用教材と学習方法
✅ 学習期間
- 約2〜3週間(平日2〜3時間、休日は5時間前後)
✅ 使用教材
材料 | 感想・おすすめ度 |
---|---|
Cloud License 問題集 | ★★★★★:この試験に対応した数少ない問題集。後半30セクションを中心に学習しました。用語や構成の理解に非常に役立ちました。 |
公式ドキュメント(Glue、Redshift、Athena、Lake Formation など) | ★★★★☆:サービスの特徴や制約、料金体系まで理解するのに効果的。時間が許せば読んでおきたいです。 |
Cloud License の解説の中で初めて見る概念や構成は、その場で調べてノートにまとめました。
特にETLの流れやクエリエンジンごとの違いは混乱しやすいので、自分の言葉で整理すると記憶に残りやすかったです。
学習の進め方
私が行った学習ステップは以下の通りです:
-
いつも通りCloud Licenseの問題を解く(掲載問題数が少ないので、今回はセクション1〜27まで全問解きました)
→ よく出るパターンが集中しており、効率よく対策できました。 -
間違えた問題はすぐに調べて、ノートに記録&復習
→ Redshift SpectrumとAthenaの使い分け、Glueのジョブタイプ(Python Shell vs Spark)など、実務イメージを持つことがポイントです。 -
模試モードを3回回し → 間違い箇所を集中対策
→ 特に「高可用性構成」「パフォーマンス最適化」系は繰り返し出題される傾向ありそうです。
試験当日の様子
- 受験形式:テストセンター受験
- 所要時間:80分ほどで終了 → その後しっかり見直し
- スコア:818点
- 感想 初めてのデータ系の試験であった為、いつもより緊張していた様な気がします。ですが、落ち着いてよく考えれば解ける問題が沢山ありました。また、個人的には巷で聞く程易しくは感じなかったです。
出題傾向(体感):
- データレイク設計(S3 + Glue + Lake Formation)
- Redshift のアーキテクチャ(RA3、Redshift Serverless、Spectrumなど)
- Glue のジョブタイプ、ETL構成、Data Catalog
- Athena / EMR / Kinesis のユースケース
- セキュリティ(IAM、暗号化、アクセス制御)
- コスト最適化に関する設問(どのサービスがコスパ良いか)
これからDEAを受ける方へ
DEAは単なる「分析系資格」ではなく、AWSのデータパイプライン全体を俯瞰して理解することが求められる試験です。
GlueやRedshiftなど、似ているようで微妙に違うサービスのユースケース・制限を正確に把握するのがカギです。
Cloud Licenseと公式ドキュメントを組み合わせて、「なぜこの選択肢がベストか?」という視点で学習を進めていけば、確実に合格が見えてきます!
ですので、問題を解いている中で常に何故この回答が正解なのか、そしてなぜ他の回答が不正解なのかをしっかり解説を読み込んで理解出来ると大変良いでしょう。
この記事が、これからDEAを受験される方の参考になれば嬉しいです!
他のAWS資格(CLF, SAA, SOA, DVAなど)の体験記も公開中ですので、よければあわせてご覧ください!