[概要]
Dockerファイル作成編の後続記事となります。
② Dockerファイル作成編
当記事は、docker-compose.ymlファイルを作成する記事となり、
不要と思われる方は飛ばしてもらえればと思います。
[作業]
##[現在のディレクトリ構成]
LocalServer/
├── app/
└── Dockerfile
##docker-composeのインストール確認
Dockerをインストールされている方は、dokcer-composeもインストールされている筈ですが、
確認方法としては以下のコマンドで、バージョンが表示されれば、とりあえずOKです。
$ docker-compose -v
##docker-compose.ymlファイルとは
Dockerファイルから成る、複数のコンテナを定義し実行する Docker アプリケーションのためのツールです。
簡単に、申し上げるとdokcer-compose.ymlファイルを実行すれば、1個1個のコンテナを起動させる手間がなくなるイメージ。
※今回は、起動するコンテナは1つですが、学びのため使用
##docker-compose.ymlファイルの作成
1, テキストファイルで、ファイル名「docker-compose.yml」を以下の内容で作成する。
version: '3.3'
services:
flask:
build: .
ports:
- 8080:8080
volumes:
- ./app:/app
environment:
TZ: Asia/Tokyo
FLASK_APP: local_server.py
FLASK_ENV: development
restart: 'no'
command: flask run --host 0.0.0.0 --port 8080
####<命令文>
services:お決まりの記述で、servicesの内容をネストして以下を記述しよう
flask: 今回使用するサービス(pythonのフレームワーク)でネストして以下を記述しよう
build:Dockerファイルのあるディレクトリを指す
※ピリオドなので、カレントディレクトリを指している -> docker-compose.ymlファイルと同じ階層
ports:Dockerコンテナを立ち上げる際のポート番号
volumes:マウントする設定ファイルのパスを指定
※マウント:使える状態にさせること
environment:環境変数設定(パスワードなど)
TZ: Asia/Toyko
※タイムゾーンの指定
FLASK_APP: local_server.py
※インスタンスの場所を指定(pythonファイルを指定)
FLASK_ENV: development
※flaskをデバッグモードで起動(ソースコードを変更したとき再読み込みする機能)
restart:自動起動設定
※noにしてあげることで、勝手に起動することを防ぐ。
command:コマンド
2, 上記ファイルを作成したら、[LocalServer]フォルダ直下に保存しよう。
LocalServer / docker-compose.yml