Ubuntu20.04+AnacondaでChrome-remote-desktop

1.まずchrome-remote-desktopがまともに動かない

• 環境

Ubuntu 20.04LTS
Anaconda入り
その他の仮想環境などはありません

• 発生した現象
  • クライアント側が画面真っ暗(操作不能)
  • ホスト側でターミナル画面が開かなくなる
  • クライアント側の操作をほったらかしで終了するとホスト側でログインできない
  • クライアント側でターミナル画面が開けない（実はホスト側に出ていた・・・）

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• 参考にした記事一覧
  • ちなみに私の環境では直接解決につながらなかったのですが、大変参考になりました。

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• おそらく必ず一度は目にされているであろう記事。こちらに沿えば基本的には大丈夫だと思います。

• Ubuntu 20.04で参考になるであろう記事

• 今回は利用させて頂いてませんが、環境をキレイにするのに役立ちそうな記事

• 一気通貫でセットアップをするスクリプトの記事

2.解決策

結論
Anaconda環境では書き換える場所が違う事がわかりました(ディスプレイ関連)

• ”def launch_session”をみると当方の環境では”(self, x_args)”がどうしてもみつからず、
  似たような名前の”def _launch_server(self, *args, **kwargs):”　の定義を変更しておかしな状態になっていました。

設定箇所は”外出先から自宅のUbuntu18.04に接続する（Chromeリモートデスクトップ）”の設定変更より借用します。

ほとんどの変更箇所は記事の説明通りです。
ザーッと書き換えていくとどうしても見つからない箇所がありました。
　

参照元設定ファイル

def launch_session(self, x_args):
self._init_child_env()
self._setup_pulseaudio()
self._setup_gnubby()
# self._launch_x_server(x_args)
# self._launch_x_session()
display = self.get_unused_display_number()
self.child_env["DISPLAY"] = ":%d" % display
　

*この記載に代わる箇所が私の環境ではここでした。
　　

当方の設定ファイル

　def launch_session(self, server_args, backoff_time):
  """Launches process required for session and records the backoff time
  for inhibitors so that process restarts are not attempted again until
  that time has passed."""
  logging.info("Setting up and launching session")
  self._init_child_env()
  self.setup_audio()
  self._setup_gnubby()
  display = self.get_unused_display_number()
  self.child_env["DISPLAY"] = ":%d" % display 

無事ホストとクライアントで同じ画面になりました。

所感
似ているからといって、必ずしもそこが正しい変更箇所ではない。

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補足

接続後にホスト側のサウンドデバイスがなくなってしまった

• 私は以下の手順を利用し、Realtek（ACL892でしたので）ドライバの入れ直しをしました。

トラブル2--リモートデスクトップが正常に開かない！(22年10月17日追記)

セットアップ時のよくあるトラブルが突然現れます

• 発生した現象ーーーこれが再発します。
  • クライアント側が画面真っ暗(操作不能)
  • ホスト側でターミナル画面が開かなくなる
  • クライアント側の操作をほったらかしで終了するとホスト側でログインできない
  • クライアント側でターミナル画面が開けない（実はホスト側に出ていた・・・）

落ち着いて設定ファイルを直します

ターミナル

sudo cp /opt/google/chrome-remote-desktop/chrome-remote-desktop /opt/google/chrome-remote-desktop/chrome-remote-desktop.orig

• 中身を見てみるとなんと設定が編集前に戻っていました（私の場合）
• 淡々と書き換わった箇所を自分に合った環境に合わせて保存して解決します。