目的
今回はタイトルの通り「ログイン機能なしで投稿サイトを作る」方法と、注意点について話します。
概要
- なぜログイン機能をつけたくないのか?
- ログイン機能の存在意義は?
- 投稿の削除、編集機能はどうする?
- いいね機能はどうする?
1. なぜログイン機能をつけたくないのか?
人それぞれではありますが、ログイン機能を付けたくない理由はいくつかあると思います。自分はwebサイトを作った際、要らないなと思いました。その理由は単純で、「ユーザーにとって面倒くさい」からです。
ユーザーの視点に立ってみてください。単なる個人サイトなのに、わざわざログインして、さらにメルアドまで書かなくちゃいけないなんて、億劫だし登録をためらってしまいませんか?(´;ω;`)
誰でも自由に投稿できるサイトだと、その点利用するハードルが一気に下がるはずです。
2. ログイン機能の存在意義
そもそも、ログイン機能はなぜ存在するのでしょうか?wikipediaに下記のことが書いてありました。
「ログイン(英: log in)とは、コンピュータの利用開始時にユーザーの身元や妥当性を識別してさまざまなリソースへのアクセスに必要な資格情報を取得するための操作のことである。」
主な理由はセキュリティというわけです。確かに、何らかの契約をするような場面においては、身元や資格を確実に押さえないと後で大変なことになりますよね。
また、ログイン機能によってユーザー情報を集めるという目的もあるかと思います。実際ほとんどの企業のwebサービスには、ログイン機能が実装されています。
ただ、上記2つの理由は、将来的に大きくなる(商機につながる)場合を除いて、個人の投稿サイトにおいてはあまり意味を為さないと思います。
しかし、ログイン機能のおかげで他の様々な機能を容易に作ることができます。なぜなら、ユーザーを一意に識別できるためです。例えば、投稿の削除・編集の権限を制限する、投稿に対するいいねを1回しか押せないようにする、といった仕様を簡単に作成することができます。また、DM機能などで、ユーザー同士がつながる機会も実装できますね!個人でwebサイトを作る際には、これらのメリットが大いに活躍してくれます。
だけれど、やはり誰でも自由に投稿できるサイトを作りたいと思う理由もしっかりあるわけです。
3. 投稿の削除・編集機能
万が一、誤った情報やまずい情報を投稿してしまう場合に備えて、これらの機能は欲しくなるはずです。しかし、ログイン機能が無ければ、投稿ユーザーを識別できず、誰でも自由に他人の投稿をいじることができてしまいます。これを解決するには簡易的にパスワード機能を付けると良いでしょう。以下を参考にしてみてください。
簡易パスワード機能
https://qiita.com/MandoNarin/items/411f33c94eaa7cae7cc3
4. いいね機能
投稿内容を評価するためにいいね機能が欲しくなるかと思います。しかし、ログイン機能が無ければ、ユーザーを識別できず、1人が1つの投稿に対して無限回いいねを押せてしまいます。これでは、正当に評価ができません。これを解決するにはユーザーをある程度識別できる情報を利用する必要があります。一例としてIPアドレスを用いる方法があります。以下を参考にしてみてください。
ログイン無しでもいいね機能を利用できるようにする
https://qiita.com/MandoNarin/items/c4e310e2501a5dd58268