SharePoint Designer 2013 使用してリボンにボタンを作成したり、アイテムメニュー[…]に項目を追加できます。
追加できる場所
![Ribbon02[1].png]
(https://qiita-image-store.s3.amazonaws.com/0/111975/1fe43c45-b7f2-0be1-0b80-5df0e1ca0c27.png)
リスト アイテム メニュー
- アイテムの編集メニュー[…]の項目にアクションを追加できます。
フォーム リボンの表示
- 表示フォーム (DispForm) のリボンにボタンを追加できます。
フォーム リボンの編集
- 編集フォーム (EditForm) のリボンにボタンを追加できます。
フォーム リボンの新規作成
- 新規作成フォーム (NewForm) のリボンにボタンを追加できます。
リボンの表示
- リストビューのリボンにボタンを追加できます。
準備
- 16px、32px のアイコン画像をサイト内にアップロードしておく。
- ワークフローの起動を設定する際は、対象のワークフローを手動起動できるようにしておく。
設定方法
- SharePoint Designer 2013 で対象のサイトを開き、[サイト オブジェクト] > [リストとライブラリ] から、対象のリストまたはライブラリを選択します。
- リボンメニューの、[ユーザー設定のアクション] の中から追加したい場所を選びます。
- [ユーザー設定のアクションの作成] ダイアログで、設定を行い [OK] ボタンをクリックします。
- 名前:
- 任意のメニュー名を指定する。
- 説明:
- メニューの説明を入力する。(任意)
- アクションの種類:
- [フォームへの移動] 移動したいフォームを選択する。
- [ワークフローの開始] 関連付けられている手動開始のワークフローを選択する。
- [URLへの移動] 移動したいURLを入力する (javaScript 可能)。
- ボタンイメージのURL:
- アップロードしておいたアイコン画像を指定する。
- リボンの場所:
- Ribbon.<表示したい場所のグループ名>.Controls._children
※グループの場所は 既定のサーバー リボンのカスタマイズの場所 を参照
- Ribbon.<表示したい場所のグループ名>.Controls._children
- 権限マスク:
- 表示の権限を設定します。
- シーケンス番号:
- 表示位置を指定します。※規定は "0"
注意点
- リボンメニューを表示したいビューの[Web パーツの編集]で[ツール バーの種類]を[ツールバーなし]にしているとアイコンが表示されないようです。
- リストの列設定やコンテンツタイプを変更した際など、ワークフローが正常に呼び出せない状態になると[リスト アイテム メニュー]に追加したリンクが正常に動作しなくなります。現象としては "/" だけのページに遷移するようになります。Designer で再度設定しなおすと正常に動作するようになります。
- [リスト アイテム メニュー]に追加した場合、新しい表示のモダンUIでも表示されますが、アイコンの表示サイズがおかしいので、アイコン画像は設定しないほうがいいです。