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【Power Automate & Dataverse】Dataverse の更新時に対象行の URL を取得する

Last updated at Posted at 2024-11-07

【Power Automate & Dataverse】Dataverse の更新時に対象行の URL を取得する

前回、ユーザー検索列を使った承認フローの作り方を紹介しました。今回は、その承認フローに更新のあったアイテムの URL を設定したいと思います。

Dataverse の更新トリガーでフローを開始し、その更新されたアイテムの URL を取得する方法について説明します。

Power Automate で承認フローを作成する

※ここでは、例として『行が追加、変更、または削除された場合』のトリガーでフローを開始しています。

JSON の解析

  1. 『JSON の解析』アクションを配置します。
  2. [Content] に『行が追加、変更、または削除された場合』トリガーの [本文] を指定します。(@{triggerBody()} )
  3. [Schema] にアイテム内部ID (ItemInternalId) を取得できるようにスキーマを入力します。
    image-20241107173019077.png

アイテム内部ID を取得するスキーマ

{
   "type": "object",
   "properties": {
       "ItemInternalId": {
           "type": "string"
       }
   }
}

URL の文字列の作成

Dataverse のレコードの URL は以下の形式になります。
※事前に Dataverse のテーブルを編集するモデル駆動型アプリを作成して URL をメモしておいてください。

https://<your_org_name>.crm.dynamics.com/main.aspx?appid=<app_id>&pagetype=entityrecord&etn=<entity_name>&id=<record_id>

『作成』アクション等で URL 文字列を作成します。record_id の部分に『JSON の解析』アクションで取得したアイテム内部ID を設定します。
image-20241107174450075.png

承認アクションに URL を設定

『開始して承認を待機』アクションを追加し、[アイテム リンク] フィールドに先ほど生成した URL を設定します。
image-20241107175058766.png

参考サイト

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