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AWS EFS を図解で完璧に理解!ソリューションアーキテクト – アソシエイト

Last updated at Posted at 2024-07-15

EFSとは?

EFS (Elastic File System) は、フルマネージドなNFSサービスです。

  • フルマネージド: AWSがEFSのインフラストラクチャを管理してくれるため、ユーザーはストレージの管理に時間を割く必要がありません。
  • NFS (Network File System): Linuxなどで広く利用されているファイル共有システムです。EFSはNFSインターフェースを提供するため、Linuxインスタンスから簡単にマウントして利用できます。

特徴

  • 容量無制限
  • 複数のEC2インスタンスから同時アクセス可能
  • 高い耐久性(イレブンナイン)と可用性(最大フォーナイン)

ユースケース

  • ウェブサイトのコンテンツストレージ
  • ビッグデータ分析
  • メディア処理
  • アプリケーションのコードリポジトリ

図解

EFSの構成要素

EFSは、「ファイルシステム」と「マウントターゲット」という2つの主要な構成要素から成り立ちます。

  • ファイルシステム: ファイルを保存するための論理的なストレージ領域です。VPC内に作成され、複数のAZにまたがってデータを複製することで高可用性を実現します。
  • マウントターゲット: ファイルシステムへのアクセスを提供するエンドポイントです。各AZにマウントターゲットが作成され、EC2インスタンスはそのマウントターゲットを介してファイルシステムにアクセスします。

図解

パフォーマンスモード

EFSには、以下の2種類のパフォーマンスモードがあります。

  • 汎用パフォーマンスモード (General Purpose): ほとんどのワークロードに適したデフォルトのモードです。レイテンシとスループットのバランスが取れています。
  • 最大I/Oパフォーマンスモード (Max I/O): 大量の小さなファイルを読み書きするワークロードに適しています。スループットを最大化しますが、レイテンシがわずかに増加します。

図解

スループットモード

EFSには、以下の2種類の スループットモードがあります。

  • バーストスループットモード (Bursting Throughput): 使用中のストレージ容量に応じてスループットが自動的に拡張されます。ほとんどのワークロードに適したデフォルトのモードです。
  • プロビジョニングスループットモード (Provisioned Throughput): 安定したスループットが必要なワークロードに適しています。スループットを事前に指定することで、必要なパフォーマンスを確保できます。

図解

まとめ

EFSは、スケーラブルで高可用性なファイルストレージサービスであり、複数のEC2インスタンスから同時にアクセスできます。パフォーマンスモードとスループットモードを適切に選択することで、ワークロードに最適なパフォーマンスを実現できます。

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