概要
Bandwidth Pool を ソフトレイヤー東京データセンターに設定しようとしたところ、Region (地域)の選択リストの中に、東京が無い。 もしかして、東京データセンターでは、Bandwidth Pool が出来ないのではないか? と不安になってしまいます。 その疑問について答えを確認しました。
Bandwidth Pool のグループ作成画面
Bandwidth Pool を作るには、「Network」 -> 「Pools」 -> 「Add」に進むと、次の画面になります。 問題のRegion(地域)の部分ですが、AUS(オーストラリア), MEX(メキシコ)などはあるのに、日本がありません。
という事は東京データセンターで、Bandwidth Pool を設定できないという事なのでしょうか? いえいえ心配無用です。 東京データセンターは、SNG/HKGリージョンに含まれているからです。
東京とシンガポールでの帯域プール作成
いろいろ記述して説明するより、SNG/HKGリージョンに東京データセンターのサーバーが含まれている状態のスクリーンショットを見ることが、もっとも説得力がると思います。 という事で次のスクリーンショットを見てください。
Region: SNG/HKG シンガポール・香港地域となっています。 これに対して、その下のサーバーリストの Location カラムを見ると、Tokyo2, Singapore1 のサーバーが混在しています。この事から同じ地域のデータセンターを股がって、Bandwidth poolが作れることが理解できます。
まとめ
東京DCは、シンガポール・香港と一つの地域と見なされ、一つの帯域プールで、東京、香港、シンガポールのサーバーの固定料金枠を共有することができるのです。 なんだかスケールが大きいですね。