0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

[React] React + Vite + TS 環境の構築

Posted at

環境

  • M1 Mac
  • macOS Ventura 13.7
  • Node.js v20.17.0
  • NPM 10.8.2

Node.jsのインストール

管理用ツール(nvm)をダウンロードする

nvmとは、Node Version Managerの略称でありNode.jsのバージョン管理ツールです。

  • Node.jsは更新頻度が高いため、バージョン管理ツールの利用が推奨されています。

今回はmacOS環境想定のため、
下記コマンド(nvm公式より参照)でダウンロードを行います。

curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.40.1/install.sh | bash

コマンドの処理が完了した後、
ターミナルを再起動し以下コマンドでバージョンが表示されることを確認します。

nvm --version

nvmを利用して、Node.jsのLTS版をインストールする

nvmを利用して、Node.jsにおけるLTS最新版のインストールを行います。

nvm install --lts
  • インストール済みのNode.jsについては以下コマンドで確認可能
    nvm list
    

利用するNode.jsのバージョンを指定します。

  • 今回は例として、20.17.0を利用しています。
nvm use 20.17.0
Now using node v20.17.0 (npm v10.8.2)

以上で、Node.jsの準備は完了となります。

React環境構築

Viteテンプレートを利用した構築

下準備が済み、いよいよReactの環境構築です。
以下コマンドで、Vite公式のテンプレートを利用した環境構成が作成されます。

npm create vite@latest my-react-app -- --template react-swc-ts

カレントディレクトリに環境構築したい場合

上記コマンドにおける「my-react-app」の部分は自由に変更可能であり
環境が入ったディレクトリ名になります。

一階層下のディレクトリ配下に環境構築を行いたくない場合は、
「my-react-app」の箇所を「.」とすれば、カレントディレクトリに展開することができます。

npm create vite@latest . -- --template react-swc-ts

この方法はGitHubからCloneした空リポジトリ内に
直接環境構築したいときなどに便利です。

コマンドを実行し処理が完了すると、指定したディレクトリ配下に
開発に必要な環境が自動で構築されます。

用語説明

Viteとは?

Viteはモダンなフロントエンド開発のために設計された、高速なビルドツールです。

  • ちなみに、Reactと似た立ち位置にあるVue.jsと開発者が同じであり
    Vite自体はフランス語で「素早い」という意味の単語となります。

何故使うのか?

ReactはあくまでもUI構築用のライブラリであり、
補助としてビルドツールが必要であることが理由になります。

かつては、CRA(Creact React App)がビルドツールとして主流でしたが、
現在のReact公式ドキュメントからは選択肢として紹介されていません。

Viteの立ち位置

CRAの後継として期待されているViteですが
その扱いはコミュニティごとに立ち位置は異なっています。

React公式において

React公式ドキュメント内でも、選択肢としてViteの紹介はされていますが
Next.jsなどのフレームワークと比べると一歩下の立ち位置の扱いとなります。

  • このページ内でフレームワーク無しの方法として紹介されているが、
    どうしてもフレームワークを使いたくないならこの方法もあるよといったスタンス。
AWS Amplifyにおいて

AWS Amplifyは、フルスタックのウェブおよびモバイルアプリケーションを
迅速に構築・デプロイするためのAWSのサービスです。

  • 公式ドキュメントではViteを利用したテンプレートも用意されており、
    Amplifyを使い始める際はそのテンプレートを利用することをお勧めされています。
  • GUIを用いて、ホスティングを行う際にも候補の1つとしてViteがあげられています。
Chakra UIにおいて

人気のUIコンポーネントライブラリのChakra UIにおいても、
Vite用インストールガイドが記載されています。

参考

nvm関連

macOS用

Windows用

ビルドツール関連

Vite関連

CRA関連

各コミュニティにおけるVite紹介ページ

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?