環境
windows7 (Mac Book Pro 16inch欲しい)
Visual Studio Code
chrome
python ver3.8.3
この記事はプログラミング初心者かつPython初心者に向けて記述します。
#1.Pythonの型(type)を変換する方法
##str
integerは数(整数)、stringは文字(文字列)でした。
数(整数)をそのまま文字(文字列)と連結させて出力しようとすると下記のようになります。
calc = 100 * 3.14
answer = "円周率に100倍は" + calc + "です"
print(answer)
#answer = "円周率に100倍は" + calc + "です"
#TypeError: can only concatenate str (not "float") to str
エラーが出ました。
TypeError:can only concatenate str (not "float") to str
このエラーは、「型(type)が違うから連結できませんよー」というエラーです。
"円周率に100倍は"の文と"です"の文は文字(文字列)で、変数calcは数(と言っても浮動小数点数)なので、Pythonは
「文字(文字列)と数(整数や浮動小数点数)は整えてから連結しようね」
という約束事です。
そのようなときは文字(文字列)はそのまま " "で囲い、数(整数、浮動小数点数)を文字(文字列)に変換してあげます。
では、Calc
に " "で囲ってあげれば良いのでしょうか。
calc = 100 * 3.14
answer = "円周率に100倍は" + "calc" + "です"
print(answer)
#円周率に100倍はcalcです
calc
をそのまま文字(文字列)として認識してしまいました。
それでは下記のように変えてみましょう。
今回のテーマのstr
の出番です。
calc = 100 * 3.14
answer = "円周率に100倍は" + str(calc) + "です"
print(answer)
#円周率に100倍は314.0です
はい、無事に出力されました。
上の2点のコードの何が違うのかというと、
answer = "円周率に100倍は" + calc
+ "です"
answer = "円周率に100倍は" + str(calc)
+ "です"
とcalcにstr()を追加しただけです。
数(整数、浮動小数点数)を文字(文字列)に整える(変換する)のは、str()
を使います。
上記の例は変数を使った例ですが、もっと単純にわかりやすいのは
print(type(123))
#<class 'int'>
print(type(str(123)))
#<class 'str'>
上記の例の上段は
123
は数(整数)ですよー
と言ってます。
下段は
str(123)
は文字(文字列)ですよー
と言ってます。
以上、型(type)を変換する方法:str
編でした。