背景と課題
これまで、古い座席表と新しい離退席管理システムを併用していましたが、運用の煩雑さや情報の分散が課題でした。特に初期画面が「エンジニアリング部」固定で、他部署のユーザーは毎回自分の所属を選択する必要があり、UXとしては不親切な状態でした。
改善ポイント①:初回ログイン限定のチュートリアル導入
離退席管理システムを正式に一本化するタイミングで、初回ログイン時のみ表示されるチュートリアル画面を新たに設計しました。
✅ 初回のみ表示(セッション管理 or ユーザー属性で制御)
改善ポイント②:所属部署に応じた初期画面の自動遷移
SharePointリストのユーザーデータベースに記載されている「所属部署」情報を活用し、ログイン後に各自の部署画面へ自動遷移するように設定しました。
🔄 以前:エンジニアリング部 → 所属選択 → 遷移
🚀 今回:ログイン → 所属部署画面へ即ジャンプ
これにより、部署選択の手間がゼロになり、UI/UXが飛躍的に向上しました。
技術的な工夫
・ユーザーIDと部署情報を紐付けて初期画面を動的に切り替え
・チュートリアル表示制御は、ユーザー属性フラグで実装
現場の反応と今後
導入後、現場からは「迷わず使えるようになった」「部署選択の手間がなくなって快適」といった声が多く、UI改善の効果を実感しています。今後は、部署ごとのカスタムビューや通知連携など、さらなる現場最適化を目指していきます。