🏢 会議室予約システムを“無償構成”で構築中です
現在、会社向けの会議室予約システムをMicrosoft系ツールの無償構成で構築しています。
第1フェイズではPower Platform中心の仕組みを実装しましたが、
第2フェイズではAzure Functionsとの連携に挑戦中です。
正直、頓挫しかけました。 HTTPアクションの誤解、認証の壁、SharePoint APIの仕様…。
でも、まだまだ鋭意制作中です。
この記事は自分への自戒も込めて、途中経過の記録です。
💰 Premium化すれば簡単だけど…
有償化すればシステム構築は容易です。 しかし、ユーザー側もライセンス負担が
必要となり、弊社部署では100名規模の社員全員に影響が出ます。
どれだけ便利なツールでも、現場に負担をかけてしまっては意味がありません。
そのため、無償構成での実現にこだわっています。
🧱 技術的な壁:HTTPアクションの誤解
最大の壁は、HTTPアクションの意味を履き違えていたこと。
正しく理解できておらず、構成が迷走してしまいました。
Power AutomateのHTTPアクションは万能に見えて、実は落とし穴があります。
認証方式の違い(Function Key vs OAuth)
・JSONスキーマの整合性
・リトライポリシーの挙動
特に「Azure FunctionsにPOSTすれば何でもできる」と思っていたのが誤解でした。
上記は簡単なフロー図ですが、センサー類の検知にHTTPアクションが必要で、
ここで失敗しました。
🔍 試行錯誤の末に見えた突破口
検討の結果、Azure Functionsを活用することで無償構成でも実現可能と判明。
すぐに着手しましたが、勉強しながらの構築は試行錯誤の連続です。
作成後もエラーが続き、原因を探る中で権限不足が判明。
現在、総務部に申請中です。
上記はシステム全体の流れです。
Power Platform・Azure Functions・SwitchBot・SharePointを連携させた構成にしています。
🔧 現在の状況
鋭意制作中です。
会議室予約システム第2フェイズは、社員全員が使えるDXの挑戦でもあります。
今回、記録の意味を込めて投稿することにしました。
完成した暁には、また改めてご報告させていただきます。
📝 終わりに
この記事が、同じように“無償構成で挑戦している人”のヒントになれば嬉しいです。
コメントやフィードバックも歓迎です。
失敗談も含めて、技術の試行錯誤を共有していきましょう。