はじめに
AWS認定のソリューションアーキテクト - アソシエイトを受験し、合格したので経緯と勉強法を記載します
スペック
- IT業界1X年(3年程出産・育休で休んでいる)
- 基本情報処理・応用情報処理を持っており、ある程度のIT基礎知識あり
受験前のAWS知識
- 第1子の育休復帰後にAmazonWorkSpacesをDaaSとして使用していた
- AWS業務未経験
- 現所属の環境がAWS環境にあるがほぼ触っていなかった
- EC2とかS3の単語を知っている程度
きっかけ
LPICの試験を受験しようとしていたが、課長にそそのかされてAWS認定試験を受験することになったため
AWS 認定試験とは
2020年1月現在、全11種類の資格が提供されています
AWS認定は3年間有効です
AWS認定は「ロールベースの認定資格(アーキテクト・運用・開発)」と「専門資格認定」の2つに別れます
ロールベースの認定資格はレベルに応じて3段階に分けられています
レベル | レベルの目安 |
---|---|
プロフェッショナル (上級) |
2年程のAWSを利用したソリューション設計、運用、トラブルシューティングなどの経験者がこのレベルに該当します |
アソシエイト(中級) | 1年程のAWS利用によるクラウド構築などの経験になりますが、AWS業務未経験者であっても、AWSの主要サービスの概要やクラウドの一般的知識などがある人であればこのレベルに該当します |
基礎コース(初級) | 半年程の基礎的なAWS経験とクラウド業界の知識を持つ人になりますが、AWSにこれから取り組もうという業務未経験者も基礎レベルに該当します |
AWS認定資格一覧
参考元:AWS認定
私が今回受験したのはアーキテクトのアソシエイトです。(※左側の青いやつ)
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトとは
ロールベースの中級編で、AWSを用いた提案やクラウド環境の設計を行う技術者向けの認定です
「AWS における分散システムの可用性、コスト効率、高耐障害性およびスケーラビリティの設計に関する 1 年以上の実務経験を持つソリューションアーキテクト担当者を対象」とされています
AWS認定の代表格で、単にAWS認定と表記した場合はこのソリューションアーキテクトを指している場合がほとんどです
米グローバルナレッジ社による稼げるIT資格 2019のTop4にランクインしています!!(※GCPが1位なのはちょっと意外でした)
試験概要
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
試験の形式 | 単一選択または複数選択 | |
時間 | 130分間(65問) | |
受験料 | 16,500円(税込) | テストセンターで受験 |
合格点 | 720点/1000点 | |
模擬試験 | 任意で受験可能 | オンラインで35分間(25問)2,200円(税込) |
合格までの流れ
- 勉強開始前にやったこと
- 試験範囲を把握する
- 体験記をググって合格への道筋を探す
- 体験記をググってよさそうな参考書や問題集を探す
- どのくらい勉強の時間を確保できるか検討
- →自宅で勉強するのが難しいので通勤時間と始業開始前の時間を勉強時間とした
- 勉強時間を元にスケジュールをたてる
- →実施できない日もあるので余裕を持ったスケジュールをたてた
- 勉強方法
- 公式サンプル問題
- →試験勉強開始した当初のみ実施し、3割くらいしかできなかった
- 参考書を2周読む(3週間)
- →スケジュール段階では2週間だったが3週間かかってしまった
- Web問題集を2.5周(5週間)
- 当初は参考書を元に学習する予定であったが、先輩が全然もってきてくれないのでWeb問題集をポチってしまった(※痛い出費)
3周予定だったが終わらなかった
#100以上が実際の試験と近かったので全問1周して2-3周目は#100以降をやった方が効率がよかった
後半の問題は問題文が長いので読み解くのに時間がかかった
- 当初は参考書を元に学習する予定であったが、先輩が全然もってきてくれないのでWeb問題集をポチってしまった(※痛い出費)
- 主要なサービスのBlackBeltを読む
- EC2、S3、VPC、IAM等
- セルフペースラボで実際にAWSを使用してみる
- IAM、S3
- 公式サンプル問題
- AWS認定アカウント作成
- 旧姓で作成してしまい、編集ができず再作成した(→女の人ばかり不公正だなと改めて感じた)
- 模擬試験申込
- Web問題集が2周終わっておらず、ずっと決心がつかなかったが、
このままだと受験しなくなりそうだったのでとりあえず申し込んだ
- Web問題集が2周終わっておらず、ずっと決心がつかなかったが、
- 模擬試験受験
- 結果は80%
- 全てキャプチャをとって復習できるようにした
- 試験申込
- 模擬試験では80%だったが本番の方が難しいとネットに書かれていたので自信はなかったが、
年末年始は勉強したくなかったので、1週間後にダメ元で受験することにした
- 模擬試験では80%だったが本番の方が難しいとネットに書かれていたので自信はなかったが、
- 試験実施
- 池袋のテストセンターで受験した
- テスト中の時間配分(試験回答65分、全問題見直し30分、気になる問題見直し10分)
試験結果
結果867点!!無事年内に合格できてホッと一安心
年末年始をゆっくり過ごせました
AWS試験に合格した際の主な特典
-
模擬試験が1つ無料で受けられるバウチャーコードがGETできる
- AWS認定のプロフェッショナル模擬試験は4,000円なので地味に助かる
-
資格試験が1つ50%オフで受けられるバウチャーコードがGETできる
- AWS認定のプロフェッショナル試験は30,000円もかかるのでめちゃくちゃ助かる!!
合格の特典で総支出がアソシエイトよりも安く受験できるかも
勉強方法
- 勉強期間
- 約2ヶ月(8週間)
- 勉強時間
- 平日:70分(通勤朝夕:40分、始業開始前:30分)
- 休日:30 - 60分
- 勉強期間の内訳
使用した参考書&問題集
参考書 | 備考 |
---|---|
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト ※先輩が会社で購入していたので3週間ほど拝借 |
|
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書 ※先輩が会社で購入していたが、持っていくるのを忘れて持ってきてくれなかったのでほとんど読まなかった |
- Web問題集
- AWS Web問題集で学習しよう(※ゴールドプラン約4,000円)
- ホワイトペーパー
- BlackBelt
- セルフペースラボ
まとめ
受験してみてAWSを実際に触っていなくても合格することは可能だと感じました
ですが、セルフペースラボ等で実際に触った方がイメージつきやすく、理解しやすいです
試験ではCloudFrontのOAIやクロスリージョン等、似たような問題が複数出てきた印象がありました
Web問題集は非公式ですが実際の試験と同じような問題が多かったので結果、買ってよかったと思いました(高かったけど。。)
課長にそそのかされて受験することになりましたがインフラ周りやクラウドのベストプラクティスやオンプレミスとの違い知れて面白かったです
自分自身でサーバをたてたり、すぐ壊したりもできるのでいろんなことが試しやすいと感じました
また、実際に勉強したサービスを現所属の環境に反映することになり、知識を活かせて嬉しかったです
合格して50%OFFで受験できるバウチャーコードをゲットしたの次回はソリューションアーキテクト-プロフェッショナルに挑みたいと思います!
クラウドの需要が高まっていくながれがあるので、気になった方は是非受験してみてください