はじめに
久しぶりにDev Containersを使ったところ、操作方法を忘れていたので備忘録としてまとめます。
なぜDev Containersを使おうと思ったか
コンテナ外と中で環境差が出る問題があります。
ホスト環境は汚してくないためpip install は Dockerfile 内で行っているので、ホスト環境には反映されません。
->ホスト環境でコードを開くと下図のようにimportエラーになります。
そのためコンテナ内で直接開発したい事があります。
fastapi==0.115.0
uvicorn[standard]==0.30.6
SQLAlchemy==2.0.34
psycopg2-binary==2.9.9
pydantic==2.9.2
python-dotenv==1.0.1
COPY requirements.txt .
RUN pip install --no-cache-dir -r requirements.txt
Dev Containersとは
VSCodeのRemote Development系拡張のひとつです。
Dockerコンテナ内をVSCodeで操作できます。
前提
docker compose upコマンド等でコンテナが立ち上がっている状態を前提とします。
Dev Containers 拡張のインストール
VSCode拡張機能タブからDev Containersで検索してインストールしてください。
下図アイコンです。
操作方法 コンテナの指定
コンテナ内に入る操作方法は複数あるのでその中でシンプルなものを記します
左下からのアイコンからコンテナに入る方法
左下の緑色のアイコンをクリックすると上のメニューが開くので「実行中のコンテナーにアタッチ」を選択します。
立ち上がっているコンテナ一覧が表示されるので入りたいコンテナを選択します。
左下のアイコンを使わない方法
Ctrl+Shift+Pで「Attach to Running Container」と打ち込み
Dev Containers: Attach to Running Containerを選択することでも、立ち上がっているコンテナ一覧を表示することは可能です。
操作方法 ディレクトリの指定
メニューの「ファイル」 -> 「フォルダを開く」でコンテナ内のディレクトリを指定するメニューが開きます。
ここではマウントしたディレクトリを指定します。
ファイルを開くとコンテナ内のためにライブラリがインストールされており、importエラーが出ていないことが確認できます。
まとめ
Dev Containersの操作方法をまとめました。