はじめに
以下の記事を先日投稿しましたが、その中でもAutomation Cloudにて新たに登場したFreeプランで、どんな事ができるのかわかりやすくまとめてみたいと思います。プラン全体の概要に関しては下記に記載しているのでご参照ください。
Freeプランとは?
Freeプランは、無料で使える商用利用可能なプランになります。なので「無料」でUiPathを商用目的に使いたい!という場合はここがエントリポイントになります。以下で詳細を書いている使える製品に限りがあるので、もしそれ以上にたくさんの製品を試してみたい!という場合は、ここから60日間限定のProトライアルに申し込むことが可能です。このFreeプランは個人の業務を自動化するための最低限の機能が使えるといったようなプランです。
ライセンス
Freeプランには、Automation Expressライセンスが25個付与されています。逆にAttendedユーザーライセンスやAutomation Developerライセンス等は付与されていません。
Automation Expressライセンスとは?
UiPathのユーザーライセンスには、開発系のライセンスと実行系のライセンスがありますが、これは開発系のライセンスにカテゴライズされ、かつ無償で各プランに付与されています。
Communityプランについて
Communityプランも同じく無償で使えるプランですが、こちらは商用目的の利用が不可になります。 もし業務の自動化プロセスを開発するために、Sutdioやその他の製品を利用したい場合は、Pro Trialプランを利用する事を推奨します。
使える製品
使える製品は、以下の5つになります。
自動化プロセスを開発するツールは2つ、Studio XとStudio Webです。UiPathといえば、Studioをイメージする読者の方も多いかもしれませんが、このFreeプランではStudioを利用した開発はできません。 ただしStudio XやStudio Webでも出来ることは多く、具体的な違いが気になる方は以下の記事を参考ください。
Stuido Webとは?
昨年プレビューリリースをした開発ツールで、Automatation Cloud上で提供されています。今までのStudioファミリーツールとは異なり、ブラウザ上で自動化プロセスを開発することができます。
Automation Expressのライセンス制約
Freeプランに含まれるAutomation Expressライセンスでは、Studio Web/X経由で開発したプロセスをパブリッシュする先は、My Workspace(Orchestrator上で自身のみがアクセスできるフォルダー環境)に限定されます。
おわりに
上記にて簡単にFreeプランで使える製品などを説明しました。このプランは、主に初めて自動化プロセスを開発する人向けのトライアルとしてぴったりなプランだと考えています。Webサイトから情報を抽出したり、エクセルやシステムへの入力作業を自動化したり、個人でやっている業務の自動化をかんたんに始めることができます。まだUiPathを使ったことが無い、どんな製品なのか試してみたい。そんな方は以下より無料で始めることができます。