ngrokを使用して複数ポートをhttps化する

はじめに

WebAPIのエンドポイントを同時に2つ設定したかったので、
ngrokでトンネルを設定して複数ポートをhttpsで立ててみました。

事前準備

• ngrokのアカウント登録
• 設定ファイルに認証情報を追加

目次

1.環境
2.トンネルの設定
3.トンネルの起動
4.最後に
5.参考

1. 環境

• macOS Monterey：12.3

2. トンネルの設定

設定ファイルの場所はOSによって異なり、それぞれ以下になります。

• Linux: "~/.config/ngrok/ngrok.yml"
• MacOS (Darwin): "~/Library/Application Support/ngrok/ngrok.yml"
• Windows: "%HOMEPATH%\AppData\Local\ngrok\ngrok.yml"

設定を書き換える

version: "2"
authtoken: XXXXXXXXX

// 以下を追加
tunnels:
  httpbin:
    proto: http
    addr: 8080
  demo:
    proto: http
    addr: 9090

上記では「httpbin」と「demo」というトンネル名で設定しています。
トンネル名は任意のもので構いません。

3 トンネルの起動

トンネル名を指定して起動

ngrok start httpbin demo

全てのトンネルを起動

ngrok start --all

これで複数ポートがhttps化されます。

4 最後に

ngrokの読み方は「エングロック」だそうです...

5 参考