まず結論を。ブラウザで URL スキームを実行するだけです。
設定をインポートできる URL スキーム
すでに Karabiner-Elements をインストールしている場合は、以下の URL スキームをコピーし、ブラウザのアドレスバーに貼り付けて実行することで、私と同じ設定をインポートできます。
karabiner://karabiner/assets/complex_modifications/import?url=https://gist.githubusercontent.com/MANABU0SEC/41de1f884062451a2362f5f589ce5ab1/raw/c539c0f4fa282a3b69eee850d7e69a7fcfdec8be/karabiner_user_share.json
特殊なキーボードやマウスは、Karabiner-Elements をインストールすることで(特定の設定なしでは)認識しなくなる恐れがあります。
また、ここに書かれた内容および設定によって生じた不具合や損害について、私は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
有効化する場合は、Import した後に Enable してください(有効化される設定の内容については後述)。
また、Fn キーを押した際の設定は「何もしない」にしていただくと、OS の他の機能と衝突しません。
( 左 「最新の OS の場合」、右 「以前の OS の場合」 )
以下は補足です。
実際に有効化される設定 (キーマップ)
上記の URL スキームを実行して有効化される設定(キーマップ)は以下のようになっています(黒文字のキーは他のアプリも必要)。
この内容は、2023年7月7日に開催された「macOS環境の効率化について話し合う会 #4」というイベントにてお話しました。
この設定について詳しく知りたい場合は、以下の Note 記事をご参照ください。
また、Karabiner-Elements のインストール方法 については、以下の記事が詳しいです。
-
macOS Ventura の場合
https://www.monoist.work/entry/karabiner-elements-at-ventura -
macOS Monterey 以前の場合
https://www.monoist.work/entry/karabiner-elements-at-monterey
JSON テンプレート
設定の中身は、以下のようなコードの組み合わせになっています。そのファイルを、
~/.config/karabiner/assets/complex_modifications
というフォルダに配置すると、Karabiner-Elements の設定アプリで有効化できるようになります。
{ "title": "!ここに設定のタイトルを書く!", "rules": [
{ "description": "ここに書いた説明が Karabiner-Elements アプリ内に表示される", "manipulators": [
{ "description": "例: Fn+N → Enter(こちらはアプリ内に表示されない)",
"from": { "key_code": "n", "modifiers": { "mandatory": [ "fn" ], "optional": [ "any" ] } }, "type": "basic",
"to": [ { "key_code": "return_or_enter" } ]
},
{ "description": "例: 英数 → Fn(こちらはアプリ内に表示されない)",
"from": { "key_code": "lang2", "modifiers": { "optional": [ "any" ] } }, "type": "basic",
"to_if_alone": [ { "key_code": "lang2" } ],
"to": [ { "key_code": "fn", "lazy": true } ]
}
] }
] }
JSON 本文
以下の URL にある JSON ファイルが私の Karabiner-Elements の設定です。
https://gist.github.com/MANABU0SEC/41de1f884062451a2362f5f589ce5ab1
該当の Gist にある JSON 本文も埋め込んでおきます。