勉強方法:やることはシンプル。でも内容はシンプルじゃない。
1. Udemyで全体像をつかむ
まずは定番のUdemy動画講座を受講。
英語圏の講座に日本語字幕がついているので、内容は理解しやすい…はずなんですが、
セキュリティ特有のカタカナ・アルファベット用語が多くて、途中から頭が飽和しました。
「これはオプション?機能?単体サービス?…独立サービスじゃないんかい!」というパターンも多め。
正直、最初は混乱します。
2. 模擬試験で“選択肢の感覚”を掴む
模擬試験を解くと、
「これとこれ、どっちもできそうだけど、どっちが“より実務的”?」みたいな問題が多く、
理論より“判断力”が問われる試験なんだなと実感します。
解説を読み込んで、選択肢の良し悪しを比較していくのがポイントでした。
3. サービス対応表の作成(ここが正念場)
IAM、Cloud Identity、Security Command Center、Cloud KMS、Cloud Armor、VPC Service Controls…
似たようなサービス名が多すぎて、混乱します。
「このサービス、単体だと思ってたら機能の1オプションだったわ」みたいなことが何度も起こるので、
ユースケースごとに「どのサービスを使うか?」を整理した表を作って、頭の中を整えました。
当日のこと:事件は会場で起きた
印刷?またそれ言うの?
PDE試験と同様、3日前くらいに届くメールに
「印刷して会場に持ってきてね」
という文言があって、またか…と思いつつコンビニで印刷して持参。
これ忘れると本当に受けられません。
身分証チェックでまさかのトラブル発生
「運転免許証+補助書類(保険証など)」が必要なのは分かっていたのですが、
当日、受付で気づきました。
「あれ、免許証がない…!?」
一瞬で血の気が引く中、試験センターの方が冷静に提案してくれました。
「40分以内に戻れるなら受験できますよ」
すぐさまタクシーで帰宅、免許証を発見して再び爆速で戻ることに。
試験開始前に謎の4000円を失いました。つらい。
試験の実感:2択までは絞れる。そこからが、つらい。
1. 「それっぽい選択肢」が最後に残る
本当に多かったのが、
「2つまでは絞れる。でも、残りの2つどっちも現実的に実装できそう」な問題。
いわゆる「よりベストプラクティスはどちらか?」が問われていて、
細かなユースケースの知識と経験値が求められる印象でした。
2. OSS系のサービスまで問われるとは
Cloud KMS や IAM の話だけでなく、
HashiCorp Vault のようなOSSの鍵管理ツールや、外部IdPの知識を問う問題もありました。
完全に盲点。
「このサービス知らんし…!」と思いつつ、雰囲気で解いた設問もあります。運ゲー要素強め。
3. VPCまわりは、文字だけだと想像がむずい
「この構成にすることで、インターネット経由のアクセスを制限しながら〜」
みたいな問題文がよく出るんですが、図がないとつらい。
Cloud NAT、Private Google Access、Peering…
全部頭の中で構成を描こうとするんですが、途中でフリーズしました。
🎁 おまけ:合格後のグッズ申請、まさかの…
試験に合格したあと、
「せっかくだしグッズ申請してみるか」と思って公式サイトを見に行ったら…
「2025年3月15日をもって終了しました」
との文字が。
環境負荷の軽減?サステナビリティ?いや、わかるけどさ…
グッズ、ちょっと欲しかったかも。
✅ 最後に:これから受ける方へ
項目 | ポイント |
---|---|
勉強期間 | 1〜2週間(事前知識あり前提) |
勉強方法 | Udemy + 模擬試験 + サービス一覧の整理 |
試験の傾向 | 実装現場のベストプラクティスを問う2択地獄 |
出るサービス | IAM / SCC / Cloud KMS / Cloud Armor / VPC SC など |
注意点 | 印刷物と身分証、絶対忘れるな。特に免許証。 |
☁️まとめ
セキュリティ系の試験は「机上の空論になりがち」ですが、
Google CloudのPSEは**「実装に耐える構成が組めるか」をしっかり問う試験**でした。
勉強は大変でしたが、やってよかったです。
でもやっぱり、グッズ…欲しかったな…。