はじめに
こんにちは。MM9999と申します。今回は筑波大学で行われたenPiT2024の振り返りを何かしらのブログで書いてね。ということがあったので初qiitaです。おぼつかない所が多いと思いますが暇だったら見てってください。
enPiTとは?
enPiTを簡単に説明すると、アジャイル開発というものを約半年かけて行う感じの授業です。身近にある困りごとを見つけ、それを解決するようなプロダクトをチームで作成します。
ここで得られる経験として大きいものはやはりチーム開発経験でしょうか。チーム開発経験というのはなかなか経験できないものだと思います。例えばインターンなど外部で活動を行うなどをすればチーム開発経験が得られるかもしれませんが、なかなかハードルが高いと思います。一方enPiTの場合は、授業の1つとして行うため、ハードルが他のものと比べて低いです。
チームについて
私の所属していたチームは脱・薄情者というチームです。人の名前を覚えられない、という共通の悩みを持った人同士で集まったチームです。メンバー数は7人で、M1が4人、B2が3人でした。本来B3がメイン層のはずのenPiTでB3がおらず、レアなはずのM1とB2が集まってる謎チームです。メンバーの名前についてなのですが、割と本名(苗字or下の名前)でやってる人が多かったので省略します。チームの雰囲気はかなり和気あいあいとした感じで、自分に合っていたように感じます。チーム作業では大なり小なり人間関係で問題がおこってしまいそうなものですが、このチームには少なくとも大きな問題が起こらなくて良かったです。(小さな問題も起こってなかったかも) 正直このチームの雰囲気があって開発に対するやる気があったところがあるので、チームの雰囲気は大事だと思います。
開発したプロダクトについて
私たちが開発したプロダクトは「Who?Name!」と言います。これは名前が覚えられない大学生向けのアイスブレイクゲームとなっています。これを使って遊べば、初対面の人の名前を1度で覚えられるようになるというものです。
このゲームを一言で言えば「人間版なんじゃもんじゃゲーム」です。プレイヤーはカードになります。その人の特徴や本名にちなんだ名前を付け、それを繰り返し呼ぶことで名前を覚えることを目的としています。
遊び方について軽く説明します。Who?Name!には簡単に2つのフェイズが存在します。1つは写真登録フェイズ、2つは遊ぶフェイズです。写真登録フェイズについて、ここでは各プレイヤーはお題にちなんだポーズをします。それを何枚か撮ったら遊ぶフェイズに移ります。遊ぶフェイズについて、ここでは写真登録フェイズで撮った写真をカードとしてなんじゃもんじゃゲームを遊びます。多分なんじゃもんじゃゲームについて理解すると早いと思います。
秋学期中のプロダクト・チームの軌跡
大きな流れとしては以下の通りです。
スプリント1:現メンバーの一人が加入
スプリント1~2.3:元々しようとしていたプロダクトがそもそも実装出来ないことが発覚
スプリント2.4~ロングレビュー:夏で出てた別案を採用し、プロトタイプ作成→レビューでの反応が良かったため、本格的に実装を進める
スプリント3~:Who?Name!の制作を進める
元々実装しようとしていたプロダクトは「U_Name」というプロダクトで、一度登録した人をパッと見返せる、名刺アプリのようなプロダクトでした。これを実装するためにはbluetoothを利用する必要があったのですが、これが出来なかったために方針転換を行いました。
U_Name作成段階ではbluetoothの実装が必須であったため、その実装だけをしていました。しかし、それを実装できていなかったため成果無しみたいな状況が多々ありました。ここで困ったことがレビューで何も確認できないといったことでした。この問題を解決するために、演劇をする、人の手でU_Nameのプロダクトを体験させるなどをしてレビューを行いました。
Who?Name!開発中はあまりこれ実装出来ないといったことはありませんでしたので、その辺の問題はありませんでした。ただ、プロダクトの性質上レビューの時間が長くないとまともにレビュー出来ないといった問題はありました。これを解決するために、他のレビュー班の人たちに頼み込んで時間を長く取ってもらうといったことをしていました。
期間を通した個人的振り返り
個人的にはこのenPiTの経験はとても役に立ったと思います。技術的なことに関しては他のチームメンバーが結構してくれていたので怪しいのですが、チーム開発については学べたと思います。履修前と今とで異なることは、開発は必ずしもプログラミングだけではないということです。勿論プログラミングは必要となりますが、それ以外にクライアントに意見を聞いたり、チーム内でアイデア出しを行ったりなど、プログラミング以外のことも沢山必要でした。実際の経験を通して開発をどうやって進めているか学べたことはどこの業界に行ったとしても役に立つことだと考えています。
後は経験談になることも履修して良かったと思います。今後インターンや就活などで開発経験があるかどうか聞かれた場合、はっきりとあると言えることはかなり大きいです。