はじめに
転職を2回経験し、現在3回目の転職に向けて活動しております。
転職経験や、今回の転職活動を踏まえて、Tipsを記事にしようと思いました。
記事は以下の構成で書いています。
- 転職の時にやった方がいいと思ったこと
- 普段からやっておいた方がいいと思ったこと
- 面接対策Tips
転職の時にやった方がいいと思ったこと
早めに転職する
転職しようかなと思ったらすぐに行動したほうが良いと思います。
なぜ早い方がいいのか?
3回目の転職活動をしていて、若い方がキャリアチェンジがしやすかったり、求められるレベルが低かったと感じております。
具体的な年齢で言うと、会社が合わないなと感じたら、20代のうちに転職するのがおすすめです。
転職エージェントの方にも話を聞いた
転職エージェントの方と話していても、20代ならキャリアチェンジや求められるレベルが低く転職はしやすいが、30代からは、やってきた経験の部分を見られるため、難易度は上がるみたいです。
早く転職するにはどうしたらいいのか?
早く転職したらいいのはわかっているが、行動できないという方もいると思います。
いくつか理由はあると思うのですが、一番一番ネックになることは、失敗に対する恐れだと思っていますので、恐れ対策は、後述しようと思います。
転職エージェントは使った方がいい
1回目と2回目は、求人サイトから求人を調べて、自分で応募するというスタイルで転職しました。
今回、転職活動をするにあたり、転職エージェントを使ってみたのですが、使っておけばよかった。と後悔しました。
なぜ使った方がいいのか?
転職エージェントを使うメリットは下記です。
大きく分けると、理由は二つです。
- 情報量が増える
- 面接対策ができる
情報量とは?
転職エージェントに登録すると、まずエージェントとの面談があります。
その時に、転職市場の全体像を教えてもらったり、キャリアの方向性を相談できます。
また、実際に面接に進んだ際は、その企業の情報や実情を細かく教えていただけます。
企業によって、どういう領域に力を入れているとか、どういう人材とマッチしているか、または、求人情報から読み取れない情報なども知ることができます。
- 転職市場の全体像を知ることができる
例えば、今はこの領域の技術の人間が求められているといった情報を知ることができます。 - 企業の情報、実情を知れる
企業によって、どういう領域に力を入れているとか、どういう人材とマッチしているか、または、求人情報から読み取れない情報なども知ることができます。
面接対策ってどんなことができるの?
面接のテクニックを教えてもらったり、模擬面接を通して、改善点などをアドバイスしてもらえます。
特に、自己紹介や、転職理由、成功した体験、失敗した体験など、どの企業でも同じような内容を回答する質問のブラッシュアップができるのは良い点だと思いました。
また、面談で自分の望むキャリアや、自分の志向性を深めていくことができるので、自分のアピールポイントや、転職の軸が固まるのもメリットだと感じました。
普段からやっておいた方がいいと思ったこと
普段の業務や、日常的にやっておいた方がいいなと思ったことを記載します。
コミュニケーションスキルの向上
基本的には面接で合否が決まると思うので、面接で問題なく話せるレベルのコミュニケーションスキルは必要だと思います。
具体的にはどのくらいのスキルが必要か?
コミュニケーションスキルが必要といっても、話すのが上手いというレベルまでは必要ではなく、ごく普通に話せれば問題ないと思います。
なので、会話のトレーニングや、本を読んで勉強するといった本格的な対策までしなくても、
普段の会話の中で、質問に対して結論から簡潔に話す練習をしたり、聞き取りやすい発声を意識すると言ったことをしておけば問題ないと思います。
根本的にコミュニケーション能力を上げたい方は以下の本がおすすめです。
チームリーダーレベルの経験を積んでおく
PM,PLなら尚よしですが、チームリーダーレベルで十分なので、チャンスがあるなら、リーダー経験を積んでおくのがいいなと思いました。
エンジニアの人は苦手だったり、敬遠する人が多い印象ですが、転職時には大きな武器になります。
なぜ武器になる?
上述しましたが、エンジニアの人はリーダーやマネージャーを敬遠しがちだと思うので、その経験があるだけで周りと差をつけることができます。
また、転職の際に評価されるのは技術だけではありません。
人柄や、技術以外のスキル(マネージメントやリーダーシップなど)も評価されます。
私自身もこれまでそうだったのですが、転職する時、技術スキルをアピールすることしか頭にありませんでした。
ですが、総合力で勝負した方が良いということは覚えておくといいかもしれないです。
アピールするためにやっておくべきこと
もし、経験するチャンスがある、もしくは、現在リーダー業務をしているなら、どのくらいのチーム規模で、どういった業務をしているか(例えば、タスクの振り出しとか進捗管理とか)、自分なりで問題ないのでチームのためにどんな工夫をしているか(例えば、質問はすぐ返すようにしているなど)をメモしておくと、職務経歴書や面接の際にアピールしやすいです。
技術力を上げる
マネージメントのキャリアパスで、転職していく人には関係がないですが、スペシャリストとしてキャリアパスを上げていく場合、技術力を上げることが必要になってきます。
技術力を上げるといっても、どうすればいいのか難しいと思いますが、転職活動をしていて、どういったことが評価されるかわかってきたので、共有します。
評価されやすいと思った項目
個人の主観ですが、下に行くほど評価されやすいと思います。
- 一つの技術の経験
- 一つの領域の複数技術の経験
フロントエンドで、VueとReactの経験があるみたいな感じです - 複数領域の経験
フロントエンドとバックエンドの経験があるみたいな感じです - 技術的な課題の調査・解決、技術の選定
4については、テックリードのポジションの方が担当するイメージですが、メンバーレベルでも結構やるチャンスがあると思っています。
例えば、実装していて、詰まったところを調べて解決したり、何か機能を実装する上でライブラリがないか調べたり、といったことはメンバーレベルでもあると思うので、
こういったことをメモしておいて、面接でアピールできる材料として持っておくと良いと思います。
日々の業務記録をつける
職務経歴書を書くとき、昔のことは忘れてしまうので、メモをしておくと、スムーズに書けます。
面接対策Tips
面接対策としてのTipsを記載します。
書類選考を通過した時点で「スキルや経歴は十分評価されている」と理解する
これを聞いた時は、目から鱗でした。
というのも、私は面接に苦手意識があったのですが、その理由は、自分が出来る人間だとアピールしなければならないと気負っていたからです。
そのため、面接では必要以上に緊張してしまったり、アピールしようとしすぎて言葉が出てこない場面がありました。
ただ、面接の場では自分をよく見せる必要はなく、そのままの自分を見せるだけで問題ないと気づきました。なぜなら、書類に通過しているので、経歴、スキルは問題ないからです。
もちろん、そのままの自分とは、普段の自分という意味ではないのです。つまり、友達や家族と接しているような態度ではダメで、社会人としてのマナーや言葉遣いや、はっきり話すなど、面接の場としてのTPOは守る必要があります。しかし、出来ないことを出来るといったり、自分のレベルを今よりも高く見せるといったことは必要ないということです。
面接は、個人的なイメージとしては、職務経歴に対して、詳細を伝えたり、すり合わせを行う場というイメージとなりました。評価されたり、必要以上に能力をアピールする場ではないことを理解すると、面接がかなり楽になりました。
一緒に仕事をするというイメージを相手ができるようにする
面接では、この人と一緒に仕事をやっていけるか?という部分も見られているため、この部分は意識しておいた方が良いです。
個人的には、面接というより、会話という意識を持つといいと思います。
面接と聞くと、質問に対して、回答するというイメージですが、会話というと、キャッチボールの意識が高まるように感じます。
一緒に働いている時には、一方的に話すというより、お互いに応答し合うキャッチボール型のコミュニケーションが主体となるので、スムーズに会話ができないと面接では評価されにくいと思います。
具体的には、質問に対して、結論を先に述べてから、簡単な補足や具体例を話すというのを心がけるのが大事です。
私は、不安になって、ついつい補足や具体例を長々と話してしまうことがあるのですが、グッと堪えて、簡潔に話すように意識しています。
わからない部分は、相手から質問が来るので、その質問で説明します。
このラリーがあった方が、キャッチボール感が出ます。
結論から話す
よく言われることですが、質問には結論を先に言い、後で補足する形が良いらしいです。
わかりやすいというのもありますが、個人的にはこの方法は、聞かれたことにきちんと答えやすいと思いました。