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はじめに

この度はタイトルの「Amazon Bedrock 生成AIアプリ開発入門を読んだ感想を投稿します。

私は技術書が好きなのでよく購入して読むのですが、感想の投稿は初です。というかQiita投稿が初。

Qiitaはこれが初投稿ですが、最近アウトプットを強化しておりZennもやってます。

Qiitaを始めた理由は投稿のイベントなどが、あり面白そうでした。うまく使い分けていこうと思います。

購入はKindle版

さて本題。私は紙の本も大好きですが会社用は紙。個人用は電子のように買い分けています。

この本を書店で見たときはサイズ感に驚きましたが。
1週間ほどで読み切ったと思います。それぐらい内容が面白くのめり込める一冊でした。

移動中、休憩中、休日。ずっとお供って感じです。

書籍の構成

  • 第1章 生成AIの基本と動向
  • 第2章 Amazon Bedrok入門
  • 第3章 生成AIアプリの開発手法
  • 第4章 社内文章検索RAGアプリを作ろう
  • 第5章 便利な自立型AIエージェントを作ってみよう
  • 第6章 Bedrockの機能を使いこなそう
  • 第7章 さまざまなAWSサービスとBedrockを連携しよう
  • 第8章 生成AIアプリをローコード開発しよう
  • 第9章 Bedrock以外の生成AIサービスの紹介
  • 第10章 Bedrockの活用事例
  • 第11章 お勧めの最新情報のキャチアップ

全11章の構成となっており、生成AIの基本からBedrockの基礎、利用できるモデルの特徴。作れるアプリや周辺サービスから事例だのキャッチアップ方法まで盛りだくさん。

かつハンズオンで手をうごかして学べるのが良き!

ここからは各章を簡単に紹介

あくまでも個人の見解です。

第1章 生成AIの基本と動向

生成AIについての基本知識が述べられていて、各用語の解説など述べられている。絵付きでカラーなのでフレンドリーに楽しめ、理解しやすくまとめられている。

第2章 Amazon Bedrok入門

Bedrockについての基本的な知識が述べられている、利用できるモデルの情報などが細かく紹介されていて、プロンプトの出力例やコスト感などが紹介されている。この章には簡単なハンズオンがありCLIからBedrockが利用できる!

第3章 生成AIアプリの開発手法

生成AIアプリ開発で重要なプロンプトやトークン。プロンプトエンジニアリングについて解説がある。この章にはハンズオンもあり。ワクワクがマシマシになる章。

第4章 社内文章検索RAGアプリを作ろう

今流行りのRAGについて学べ。なんとハンズオンまでついている!もうこのころには書籍に食いついているはず。ただしOpenSearch Serverlessを利用したハンズオンなので削除必須なのは要注意ポイント。

第5章 便利な自立型AIエージェントを作ってみよう

AIすごってなるエージェントを学べる章。ハンズオンが楽しく。個人的によかったのはエージェントの行動のトレース方法まで紹介があったこと。実践的なことに重きを置いてくれている。

第6章 Bedrockの機能を使いこなそう

カスタムモデルやガードレールなど。Bedrockの周辺機能について解説されており、キャッチアップ遅れていがちな情報を知れる。

第7章 さまざまなAWSサービスとBedrockを連携しよう

BedrockのAPIの呼び出し記録の確認方法やIaCでの構築などが紹介されている。そのほかのAWSサービスとの連携なども紹介されている。

第8章 生成AIアプリをローコード開発しよう

この書籍で私が一番お気に入りの章。Setp FunctionsとBedrockの組み合わせが紹介されており、この章のハンズオンが本当に楽しくて楽しくて。
紙の書籍をゲットして。チームのみんなとハンズオン大会をしようと思っている。
というか毎年新人には研修でこのハンズオンをやりたい。BedrockやAWSを好きになってもらえると確信している。

第9章 Bedrock以外の生成AIサービスの紹介

AWSの生成AIサービス群たちが紹介されている。たくさんサービスあるので役割理解が難しかったりするので助かる章。

第10章 Bedrockの活用事例

すでに活用されている事例紹介。ここで素晴らしいと思ったのは、なぜこのアーキテクチャなのか?のような細かい解説もある。

第11章 お勧めの最新情報のキャチアップ

キャッチアップ方法がたくさん紹介されている。著者の方々の素晴らしさが感じられる章。

ハンズオンの注意点

環境依存問題

この書籍に限ったことではないけど、Cloud9を使わないと環境依存に困ることがある。この書籍だとLamndaレイヤーの部分で環境依存で困った。

私はローカル(Mac)でハンズオンするスタイルなので問題に生じたが、この書籍の素晴らしいところはその部分も保管する解説があるところ。 無事ローカル環境でもすべてのハンズオンを実施できた。

海外リージョン問題

サービスがリージョンを利用している点。もしかすると会社で払い出されたアカウントとかだと利用できないケースがあるかも。最近私のブログでこのてのエラーについて消化した記事のアクセスが増えているのでリンクだけ貼っておく。誰かのお役に立てば幸いです。

まとめ

ぶっちゃけ、どの層も楽しめる書籍だと思う。個人的には8章が好きすぎる。BedrockとStep Functionsのプロンプトチェイニングのハンズオンは素晴らしい。そして各章にある。薄ピンクのMemo。これは読みとばさずに全部読んでほしい。 有益な情報が詰まっている。

最後に

こんな素晴らしい書籍を世に出してくれた著者の方々には感謝です。リモートではなんどもお目にしてる方々ですが、対面でお会いでそうでお会いできていないので。いつか会える日を楽しみに、今後もコミュニティへの参加。書籍の感想、キャッチアップした情報などブログや登壇でアウトプットしようと思います。

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