はじめに
PHPはJavaの次に案件が多く、Facebook、Slack、Wikipedia、メルカリ、楽天でも使用されています。
そのため、多様なフレームワークが存在しています。その中で今回は、求人でもよく見かけるLaravelとCakePHPを比較・整理し、備忘録として残します。
Laravel
2011年に登場したSymfonyをベースにしたPHPのフレームワークです。
Laravelは、比較的に最新技術や流行への対応力が高いです。
時事通信ニュース、ぐるなびに導入されています。
GitHubでは、PHPフレームワークの中で最高評価を受けています。
「Love beautiful code?We do too」という理念を掲げており、PHP初心者でも綺麗なコードを記述できます。
日本語ドキュメントやライブラリも充実しています。
メリット
・頻繁にバージョンが更新される
・活発なコミュニティがある
デメリット
・複数人での開発には注意が必要
・CakePHPに比べ処理速度が遅め
CakePHP
2005年に登場したMVCの先駆けとなったPHPフレームワークです。
ケーキを焼く様に簡単に速く開発できるフレームワークを目指して開発されています。
ココナラ、piza転職に導入されています。
CakePHPはオープンライセンスで、MITライセンスとして提供されています。
MITライセンスとは、提供されたソースコードを自由にカスタマイズして利用することが可能なライセンスです。
Ruby on Railsの影響を受けており、Webアプリケーションを高速に開発できます。
MVCを採用し、bakeコマンドによるプログラム自動生成機能があります。
セキュリティ対策に強く、商用のアプリケーション開発にも適しています。
日本語に翻訳されたドキュメントも多いです。
メリット
・キャッシュ機能で表示の高速化が可能
・生成されたSQLのデバッグ機能やバリデーション機能搭載
・活発なコミュニティがある
・複数人での開発向き
デメリット
・規則が厳しい
・柔軟性に欠ける
参考記事