Flaskとは
Pythonベースの軽量Webフレームワーク(マイクロフレームワーク)です。
オーストリアのArmin Ronacher氏がエイプリルフールのネタとしてリリース。そこから人気が出始め、2018年にはPython開発者調査で最も人気のあるWebフレームワークとなりました。
Pythonフレームワークの使い分け
シンプル・軽量→Flask
高機能・重厚→Django
2010年4月に初版の0.1、2018年4月に1.0、2021年5月に2.0がリリースされました。
Flaskの特徴
Flaskは、Werkzeug(WSGIライブラリ)とJinja2(テンプレートエンジン)の2つをラッピングして作られています。
WSGI
PythonのWebインターフェイス標準規格に準じたライブラリです。
Flaskの設計思想
FlaskはPython製のマイクロWebフレームワークです。コアとなる機能を保ちつつ、拡張性をもっています。
デフォルトではDB機能が含まれず、最小限の機能のみとなっています。必要に応じて、拡張機能を追加すろことで、小規模から大規模開発まで対応ができます。
Flaskの動作環境
Python3.6以上が必要になります。
※非同期機能を利用する場合は3.7以上が必要になります。
パッケージマネージャーでFlaskをインストールした際に自動的に下記のモジュールもインストールされます。
・Werzeug
・Jinja
・MarkupSafe
・ItsDangerous
・Click
三条項BSDライセンス
Flaskは、三条項BSDライセンス(BSD-3-Claus)と共に配布されています。「無保障であること」、「」著s買う県、ライセンス条項
の明記を条件としており、これを満たせば、ユーザーはそのソフトウェアの使用や流布、修正、派生版の流布をすることを制限されません。