VPCを設計するにあたっては、サブネットを切る必要が出てくるが、その際、各リージョンごとに、いくつAZがあるのかの情報が必要になってくる。それらをまとめた表がこれである。なお、通常のユーザーが利用可能なもののみ記載する(例えば東京リージョンは4AZ実は存在するが、このうち1AZはほとんどのユーザーは利用可能でない。また、オプトインが必要なリージョンについても割愛する)。
リージョン名 | AZ数 | ローカルゾーン数 | Wavelength Zone数 |
---|---|---|---|
us-east-1 | 6 | 10 | 11 |
us-east-2 | 3 | 0 | 0 |
us-west-1 | 2 | 0 | 0 |
us-west-2 | 4 | 7 | 6 |
ap-south-1 | 3 | 0 | 0 |
ap-northeast-1 | 3 | 0 | 2 |
ap-northeast-2 | 4 | 0 | 1 |
ap-northeast-3 | 3 | 0 | 0 |
ap-southeast-1 | 3 | 0 | 0 |
ap-southeast-2 | 3 | 0 | 0 |
ca-central-1 | 3 | 0 | 0 |
eu-central-1 | 3 | 0 | 3 |
eu-west-1 | 3 | 0 | 0 |
eu-west-2 | 3 | 0 | 1 |
eu-west-3 | 3 | 0 | 0 |
eu-north-1 | 3 | 0 | 0 |
sa-east-1 | 3 | 0 | 0 |
理屈上、ローカルゾーンやWavelength Zoneは1つのAZとして扱ってよいことになってるので、理想的には最大27AZに対応したプログラムを組めばよい、ということにはなるのだが、そもそもローカルゾーンやWavelength Zoneを意識して組みだすと、ロードバランサなどの対応が複雑になりすぎることから、そこまで七面倒に考えなくてもよいかもしれない。