リモート作業をする際に、リモート接続後にファイル転送をすると、操作が遅くなったりまたリモート接続が切れてしまってせっかくの転送中データが壊れてしまったりと、トラブルがつきまといます。KUROKO Connectアップローダーはそういったリモート環境へのファイル転送を手軽にできるツールです。
※ KUROKO Connectアップローダーを利用するには、別途KUROKO Connectの契約が必要です。
KUROKO Connectアップローダーの仕組みは次のとおりです。
①専用のアップローダーを使ってリモート環境で使用したいファイルをKUROKO Connectクラウド上にアップロードします。
②使用したいリモート環境に KUROKO Connectで接続し、リモート環境上のサーバーやパソコンから専用のダウンロード情報を元にダウンロードを行います。
③ダウロード中はリモート操作を終了、切断しても問題ありません。ダウンロードは継続して行われます。
④ダウンロードが完了したら、再度リモート接続して作業を行います。
⑤リモート接続が途切れても、確実に使用したいファイルをリモートに転送することができます。
それでは早速アップローダーを使用してみます。
事前にKUROKO Connectコンソールの「ドキュメント・ツール」のKUROKO Connectファイルアップローダーからダウンロードをしてください。
1. アップロード操作
①ダウンロードした、kuroko_uploader.exeを実行します。
②KUROKO Connectコンソールのログインアカウントでログインします。
③アップロードするファイルを選択します。
アップロードファイルの最大サイズは「1GB」です。
ファイルは分割されてKUROKO Connect Cloudにアップロードされます。
④アップロードが完了すると、ダウンロードに必要な情報が表示されます。
2. ダウンロード操作
ダウンロード方法は2通りあります。
①表示されたURLをもとにブラウザからダウンロードする方法
ー> ダウンロードするためには専用URLと、Passwordが必要です。
※アップローダーがリモート環境になくてもダウンロードが可能
②アップローダーでダウンロードする方法
ー> アップローダー自体と、Identity、Passwordが必要です。
※分散されたファイルをダウンロードしてローカルで結合するため、回線帯域が細い、不安定なところでダウンロードが失敗するリスクを減らすことが可能
ダウンロードしたいリモート環境にKUROKO Connect経由で接続後、ブラウザを起動して、指定のURLを表示します。パスコードを入力して、「ダウンロード」をクリックします。
②アップローダーを使用してダウンロードする
ダウンロードしたいリモート環境にKUROKO Connect経由で接続後、アップローダーを実行し、「ダウンロード」タブをクリックします。
先ほどアップロードした際に表示されていたIdentity、Passwordを入力し、保存先を選択します。
高速ダウンロードとは、分散されたファイルを並列でダウンロードさせたい場合に
使用します。回線が細い場合は高速ダウンロードをチェックせず、「ダウンロード」をクリックしてください。
KUROKO Connectアップローダーを実際試してみました。
アップローダーを活用してリモート操作を更に効率よく行っていただければと思います。