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【イベントレポート】第3回 自治体システム標準化・ガバメントクラウド勉強会

Last updated at Posted at 2024-11-22

いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
エンジニアのMasaki(@MASAKIOKUDA-eng)です👍

今回は11/22(金)に参加した第3回 自治体システム標準化・ガバメントクラウド勉強会の参加レポートとなります!
参加しながら執筆したため、走り書きになっているところがあるかと思いますがご留意くださいませ。

あくまで、一参加者としてのキャッチアップ内容をまとめています。その点、ご留意いただけますと幸いです。あわせて、公開できない情報に関しては本記事では取り上げませんのでご留意ください。

目次

  • ガバメントクラウド移行の勘所と課題
  • パネルディスカッション
  • まとめ

ガバメントクラウド移行の勘所と課題

  • 抱えている課題
    • そもそも何を行えるか分からない
    • 財政面でのメリットが分からない
    • 全体像を掴むのが分からない
  • 自己紹介
    • ヴイエムウェアに所属されている方
    • 個人でガバメントクラウド運営・アドバイザー活動を行っている
    • アドバイザー支援・AWSハンズオン含め約50件取り組みを行っている
      • ハンズオンに関してはガバメントクラウドに紐づけて行っている
    • 今後のガバメントクラウドにおいて、どうやってサービスと紐づけられるかを考える必要がある
  • 目的
    • 正しい情報を認識して何が大切かを考え、対策を講じること
  • What's 標準化
    • 個々の自治体ごとにシステムが構築されている
      • 他自治体との連携が難しい状況
    • 共通システムを通じてデータ連携することでスムーズな業務が実現できる
    • ガバメントクラウドを利用することでシステム利活用の最適化がある
    • GovCloudとの違いは民間利用が可能か否か?
    • デジタル庁で契約管理を行うことで、ボリュームディスカウントを活用できる
  • 標準化の問題点
    • そもそもガバメントクラウドを導入してコスト削減できるの?
    • 自治体間でのデータ連携をどのように進めていく必要があるか、事業者の動きを知らないといけない
    • 自治体の規模によってコスト削減率が変わってくる
    • 公開されている情報で見積もりを行うとギャップが発生する
  • 見積もり問題
    • クラウドネイティブになっていない
      • 機能によって複数クラウドを選択する必要がある
      • クラウドだけでなくネットワークも考慮しないといけない
      • 補助金をもらうためにデジタル庁が提示している非機能要件を満たさないといけない
      • 自治体としてどのようにシステム構成を行わないといけないのかを考えないといけない
    • ボリュームディスカウントができていない
      • デジタル庁経由で支払いが行われるため売り上げにならない
      • 当初のコスト削減率を上回る為替レートが発生している
    • 経済安全保障に対応できているのか分からない
      • ガバメントクラウドは基本海外クラウド
        • 主権免除と言っているが、実際その通りとなっているのか分からない
      • テクノロジー主権(技術面での優位性)、データ主権(どこにデータがあるか)、運営主権(システムのシャットダウンは誰が出来るのか)を考ええる必要がある
        • データ優位性・運営主権は私たちが持っていないといけない
      • アメリカでは機密情報はクラウドに置かない運営
      • 自治体が持っている情報の機密レベルを考えてデータ設計が必要
  • 振り返り
    • 理想に対して現実がどのくらい乖離しているか、何を許容するかを考えないといけない
    • クラウドを利用するのが本当に正しいのかを理解しないといけない
  • 自治体が行うこと
    • 技術・サービスの理解に加え、何をしたいのかを考えないといけない
    • 技術調達においても、どこから手を付けていけばいいのかを考えないといけない
    • 自治体が運用イメージを持っていないと正しく機能ない
    • 自治体も他人事を思わずにシステム設計に考えていかないといけない
  • 中島さんからの提案
    • 自治体でクラウドを学ぶのが難しいので、ハンズオン座学を活用しないといけない
      • 何がコントロールできるのか、何がコントロールできないのかを理解しないといけない

パネルディスカッション

  • 個別に人材教育は難しい
    • ある程度集まって教育活動を行っていかないといけない
    • 複数自治体から教育依頼を受けている場合がある
    • 自分事として関係者が取り組んでいかないといけない

まとめ

今回のセミナーを聞いて、自治体標準化の難しさ自治体・事業者が考えないといけないことを生々しくキャッチアップできたと思います。私自身が自治体標準化に関係している立場ではないですが、自分事として何が出来るのかを考えないといけないと思いました。

参考資料

「ガバメントクラウド」の最新課題、移行における検討ポイントとは?
第1回勉強会
【登壇レポート】 ガバメントクラウド先行事業 中間報告を読み解く #自治体クラウド勉強会
第2回勉強会【登壇レポート】 ガバメントクラウド先行事業 中間報告を読み解く #自治体クラウド勉強会
紀尾井町と霞が関のシステム標準化事務に従事する中央省庁職員に伝えたい事
地方公共団体の経営・財務マネジメント強化事業
中島さん資料※必読

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