はじめに
今回は技術の共有というよりは情報の共有・僕の備忘録に近しいところがありますので参考になる方はあまりいらっしゃらないかも知れません。ですが、終了してから3日経ってもこんなに気分が高揚して、楽しかったなと思うのは久しぶりだったので書かせてください。また、詳細な動き方とかは他の方が書かれてますので、そちらを見てみてください。僕は感情メインのお話をしたいと思います。
技育博とは
技育博はサポーターズさんがこのコロナ禍で消えたオフラインでのエンジニアのつながりをもう一度再建しようとして考えてくださって僕たち学生にくださったとても貴重な機会です。
本当はサポーターズさんの方でキャッチコピーを作ってくださっているのですが、僕が当日参加して感じたサポーターズの運営さんの思いや僕も思いをメインとして書きました。
やってること・感じていたこと
まずは、僕のやってることをちょっと書かせてもらいます。
1.プログラミングサークルEngineの代表
2.学生団体データサイエンス倶楽部の運営会長
3.JST未来プロジェクトの一分野にプロジェクトメンバーとして参加
4.企業さんから業務委託をいただいて金融時系列データの分析
とても運がよく、さまざまなことを経験させていただいています。
ですが、周りからの期待・自分自身への決意・譲れないことが相まっていつしか自分の首を絞めて走り続けることを自分に強制していました。
結果、遊びに行くこともなくなった。周りからしたら「仕事・勉強の方が大事みたい」って思われたのでしょうね。いつからか、孤独になりました。なんなら後ろ指差されるようになりました。
仕事ではミスを重ねて、自分に自信が持てなくなって。何もしたくなくて。なんで自分はこんなことをやっているんだろうか。なんのためにやっているんだろうか。そんな暗澹たる気持ちでした。
そんな時に技育博の案内を受けました。正直な話、最初は前向きな気持ちじゃなかったです。でも、少しでも環境が変わる可能性があるならそれにかけてみてもいいかな、どうせ1日だしと思って参加を決めました。
参加してみて
後ろ向きな気持ちで入った技育博でしたが、実際に参加してみて周りの熱量に圧倒されました。自分よりも全然優秀で前にいるような人たちが肩並べて走ってる。
衝撃でした。でも、それと同じくらい嬉しかったんです。ああ、自分がやっていたことは間違いではなかった。あの空間全てが僕を肯定してくれているように感じました。大袈裟に聞こえるかも知れませんが、本当にそう感じました。
自分は自信を持って今の道を走ればいいんだ。そうやって背中を押された気がします。そして、お前にはまだできることがたくさんあるぞ。そう言われた気がするんです。
他の団体さんと個別に話すことも何度かあって、僕個人としてですが他団体の活動に参加することにもなっています。
精神的に苦しくてもプログラムを書き続けていたあの時間。ふと孤独を感じても勉強を続けたあの時間。自己嫌悪に陥りながらも仕事を続けたあの時間。全て二度と経験したくないくらいキツかったです。
でも、その時間があったからこそ今の自分があって、コミュニティーがある。そして、それら全てを包み込んで肯定してくれたあの瞬間あの空間は何があっても忘れません。
オフラインって、エンジニアって、仲間って最高だなって思いました。
でも何よりも技育博って最高だなって思いました。
最後に
まずは、今回のような機会を作ってくださったサポーターズ運営のみなさん、また協賛企業の皆様。本当にありがとうございました。
そして、僕とお話した方もそうでない方もあの環境を作り出してくださった参加学生の皆様。ありがとうございました。
みなさんのおかげで僕は新たな一歩を踏み出そうと決められました。暗澹たる気持ちから抜け出せました。自分を許すことができました。本当に感謝しています。
あの環境にいなければ僕はまだ下を向いていたと思います。でも、あの環境にいたことで上を向くことができました。
また機会があれば絶対に参加してみたいと思います。今回は名刺を用意してませんでしたが、次回は名刺を用意して。しりとりに参加して。
最後になりますが、あの空間を提供してくださった皆様に感謝を。またどこかでお会いしましょう。