状況
Catalina以前のMacOSをVMware Fusion上で仮想マシンとして構築する時にVMware上でどれだけ大きくディスクを割り当てしてもMacOS上では40GBしか認識しない。
Big Surの場合は80GBが初期設定であるが、それ以上も割り当て可能のようである。
#原因
MacOSのインストーラで40GBだけ割り当てされ、残りは空き容量として割り当てられる。
仕様かどうかも含め詳細は現時点で不明。
現在のところ、空き容量部分を別ディスクとしても認識させる手順は確認出来ていない。
対策
- (事前準備)VMwareのハードディスク設定で今回は100GBを割り当てる。
- インストール時に言語選択の次のmacOSユーティリティ画面にて、macOSインストールではなく、ディスクユーティリティを選択する。
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Macintosh HDで 42.61GBが割り当てられている事を確認
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パーティション作成をクリックする。
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空き領域の所を選択し下の[-]をクリックする。
- 全てがMacintosh HDに割り当てされるので適用をクリックする。
- 確認画面が出るのでパーティション作成をクリックする。
- VMwareで割り当てられた容量一杯に割り当てられる。
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ディスクユーティリティを終了。
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macOSインストールを選択。
- MacOSインストーラ上でも正しく認識されている事を確認してインストールを継続する。(今回は100GB)
#注意点
ディスクユーティリティでパーティションを削除する時には空き容量のところを削除する。
MacOSが割り当てられているパーティションは[-]が無効になっており削除は出来なかった。