0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

医療情報技師 2018 情報処理編

Posted at
1 / 2

##圧縮方式

  • PNG ビットマップ形式の可逆的圧縮方式
  • JPEG 静止画像の非可逆的圧縮方式

##表の結合

##IPv4とIPv6

IPv4とIPv6とは、IPというインターネットに接続された通信機器がデータを通信する際に、どのようなデータ通信の方法をとるか定めた規約のことです。
IPv4は、1990年代にインターネットの普及とともに使われ始めた規約で、現在でも広く使われています。IPv6は、次世代のプロトコルとして注目されているIPです。
IPv4とIPv6には、使用できるアドレスの数などの違いがあります。

IPv4とIPv6の違い1:bit数の違い

1つめのIPv4とIPv6の違いは、bit(ビット)数の違いです。

IPv4はIPアドレスを32個のビット数で表現していますが、IPv6は128個のビット数でIPアドレスを表現していて、IPv4とIPv6にはビット数の違いがあります。

IPv6はIPv4よりもビット数が多く、膨大な数のIPアドレスを割り当てられるので、IPv4では足りなかったIPアドレスを補っています。

IPv4とIPv6の違い2:表記の違い

2つめのIPv4とIPv6の違いは、表記の違いです。

IPv4とIPv6はビット数が異なり、IPアドレスの長さも違うので、ユーザーにわかりやすいIPアドレスの表示にするために表記方法が違います。

IPv4では32ビットのIPアドレスを 8ビットごとに区切り、10進数 に変換して表記し、
IPv6では 128ビットのIPアドレスを16ビットごとに区切って、16進数 で表記します。

IPv4とIPv6の違い3:回線速度の違い

3つめのIPv4とIPv6の違いは、回線速度の違いです。

IPv4ではネットワーク終端装置と呼ばれる機器を経由してインターネットに接続していて、ここにアクセスが集中した場合に、装置のスペックが足りずに通信速度が低下することがあります。

IPv6は直接インターネットに接続でき、回線の混雑が起こりにくいので、IPv6の方が回線速度が速くなります。

IPv4とIPv6の違い4:設備の違い

4つめのIPv4とIPv6の違いは、設備の違いです。

LANケーブルやスイッチングHUBなどの設備に関して、IPv4で使用できるものは基本的にIPv6でも対応していますが、一部の設備ではIPv6に対応していないものもあります。

例えば、ルーターやインターネット回線、プロバイダーなどの設備はIPv6に対応していないことがあるので、IPv6を利用する際には注意が必要です。

IPv4とIPv6の違い5:IPアドレスの管理の違い

5つめのIPv4とIPv6の違いは、IPアドレスの管理の違いです。

IPアドレスは、インターネットユーザーが公平に共有する資源として、アドレスポリシーという管理方針に基づき管理されていて、IPv4とIPv6のIPアドレスの管理方法には違いがあります。

また、IPv4は枯渇していて、新しく割り当てるためのIPアドレスの在庫がありません。

IPv4とIPv6の違い6:IPアドレスの割り当ての違い

6つめのIPv4とIPv6の違いは、IPアドレスの割り当ての違いです。

IPアドレスはICANNという組織が管理と割り当てをしていて、IPv4では個人であれば1~4個程度、法人であれば8~32個程度のIPアドレスが割り当てられます。

IPv6の場合、膨大な数のIPアドレスを割り当てられるので、大量の通信機器にもIPアドレスを割り当てられることでしょう。

IPv4とIPv6の違い7:接続方式の違い

7つめのIPv4とIPv6の違いは、接続方式の違いです。

IPv4ではPPPoEと呼ばれる接続方式を使用していて、ネットワーク終端装置を経由してインターネットに接続しますが、IPv6ではインターネットサービスプロバイダーを介して、直接接続できるIPoEという接続方式を採用しています。

そのため、IPv4よりもIPv6の方が、通信速度などの面で優れています。

IPv4とIPv6の違い8:互換性がない

8つめのIPv4とIPv6の違いは、互換性がないことです。

IPv4とIPv6では互換性がないので、IPv4を利用してIPv6が使用されているサイトに接続できず、逆にIPv6を利用してIPv4が使用されているサイトへのアクセスもできません。

現在ではIPv4の利用者が多く、IPv6のサイトを見る機会は少ないのですが、IPアドレスの枯渇に伴いIPv6を利用する場面が増加するので注意が必要です。

##毎回よく分からなくなるプロトコル略語

これマジで何回やっても覚えられない。覚えるしかない。

###ARP(address resolution protocol)
IPアドレスからMACアドレスを知るためのプロトコル

###RARP(reverse address resolution protocol)
物理的アドレス(MACアドレス)からIPアドレスを検索する方法

###RIP(routing information protocol)
複数のネットワークを経由する際にどの経路が最短か見つけるプロトコル

###DHCP(dynamic host configuration protocol)
ホストのネットワーク設定を自動化するプロトコル
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、TCP/IPネットワークにおいてホストに設定情報を伝達するための仕組みです。
DHCPはクライアント・サーバ方式で、DHCPサーバがネットワークアドレスを動的に割り当て、設定情報とともにホストに送信します。

 DHCPの利点

DHCPを使うと、使用するネットワークごとに有効なIPアドレスの範囲を設定することが出来ます。アドレスを要求するDHCPクライアントには、設定した範囲内で 個々のIPアドレスが動的に割り当てられます。
DHCPを使うと、サブネットマスクや、DNSなどの設定パラメータも割り当てられます。新規端末を追加したときに、手作業によるIPアドレスの割り当て作業から 解放され、ネットワーク管理の手間が軽減されます。

DHCPを使うと、予め登録している端末以外がネットワークに接続された場合、その端末に対して IPアドレスを割り当てないように設定することも出来ます。

DHCPを使うと、IPアドレスを使い回すことが出来るため、全クライアントに対して、 割り当てられるIPアドレスが不足している場合に、IPアドレスを有効に割り当てられます。

##NAPTとNAT
プライベートアドレスとグローバルアドレスを対応させるための手法

  • NAPT(network address port translation)
    一対多を変換、1つのグローバルアドレスに複数のプッライベートアドレスを割り当てることができる

  • NAT (network address translation)
    一対一対応

##サービスとプロトコル
mail-protocols-3.jpeg

###代表的なプロトコルのポート番号

プロトコル名(ポート番号) 機能
FTP(20,21) ファイル転送を行う
SMTP(25) 電子メールを送信、および転送を行う
DNS(53) ドメイン名とIPアドレスによる名前解決を行う
TFTP(69) ユーザー認証もない簡易FTPである
HTTP(80) HTMLファイルなどを転送する、Webブラウジング
POP3(110) 電子メールの受信、ローカルに保存する
IMAP4(143) 電子メールの閲覧、サーバに保管される

###メール関連
SMTP
ポート番号:25(TCP)

POP3
ポート番号:110(TCP)

IMAP2、IMAP4
ポート番号:143(TCP)

IMAP3
ポート番号:220(TCP)

Message Submission
ポート番号:587(TCP)
OP25B(Outbound Port25 Blocking)を導入している場合など。

SMTP over SSL(SMTPS)
ポート番号:465(TCP)

IMAP over SSL(IMAP4S)
ポート番号:993(TCP)

POP over SSL(POP3S)
ポート番号:995(TCP)

###ウェブ関連
HTTP
ポート番号:80(TCP)

HTTPS
ポート番号:443(TCP)

FTP、SSH
FTP
ポート番号:21(TCP)
FTPS も 21

SSH
ポート番号:22(TCP)
SFTP も 22

TELNET
ポート番号:23(TCP)

###サーバ関連

DNS
ポート番号:53(UDP)

NTP
ポート番号:123(UDP)

SDN(software defined network)

ネットワーク機器の集中制御によりネットワーク構成や設定を動的に変更する技術を指す。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?