##圧縮方式
- PNG ビットマップ形式の可逆的圧縮方式
- JPEG 静止画像の非可逆的圧縮方式
##表の結合
##IPv4とIPv6
IPv4とIPv6とは、IPというインターネットに接続された通信機器がデータを通信する際に、どのようなデータ通信の方法をとるか定めた規約のことです。
IPv4は、1990年代にインターネットの普及とともに使われ始めた規約で、現在でも広く使われています。IPv6は、次世代のプロトコルとして注目されているIPです。
IPv4とIPv6には、使用できるアドレスの数などの違いがあります。
IPv4とIPv6の違い1:bit数の違い
1つめのIPv4とIPv6の違いは、bit(ビット)数の違いです。
IPv4はIPアドレスを32個のビット数で表現していますが、IPv6は128個のビット数でIPアドレスを表現していて、IPv4とIPv6にはビット数の違いがあります。
IPv6はIPv4よりもビット数が多く、膨大な数のIPアドレスを割り当てられるので、IPv4では足りなかったIPアドレスを補っています。
IPv4とIPv6の違い2:表記の違い
2つめのIPv4とIPv6の違いは、表記の違いです。
IPv4とIPv6はビット数が異なり、IPアドレスの長さも違うので、ユーザーにわかりやすいIPアドレスの表示にするために表記方法が違います。
IPv4では32ビットのIPアドレスを 8ビットごとに区切り、10進数 に変換して表記し、
IPv6では 128ビットのIPアドレスを16ビットごとに区切って、16進数 で表記します。
IPv4とIPv6の違い3:回線速度の違い
3つめのIPv4とIPv6の違いは、回線速度の違いです。
IPv4ではネットワーク終端装置と呼ばれる機器を経由してインターネットに接続していて、ここにアクセスが集中した場合に、装置のスペックが足りずに通信速度が低下することがあります。
IPv6は直接インターネットに接続でき、回線の混雑が起こりにくいので、IPv6の方が回線速度が速くなります。
IPv4とIPv6の違い4:設備の違い
4つめのIPv4とIPv6の違いは、設備の違いです。
LANケーブルやスイッチングHUBなどの設備に関して、IPv4で使用できるものは基本的にIPv6でも対応していますが、一部の設備ではIPv6に対応していないものもあります。
例えば、ルーターやインターネット回線、プロバイダーなどの設備はIPv6に対応していないことがあるので、IPv6を利用する際には注意が必要です。
IPv4とIPv6の違い5:IPアドレスの管理の違い
5つめのIPv4とIPv6の違いは、IPアドレスの管理の違いです。
IPアドレスは、インターネットユーザーが公平に共有する資源として、アドレスポリシーという管理方針に基づき管理されていて、IPv4とIPv6のIPアドレスの管理方法には違いがあります。
また、IPv4は枯渇していて、新しく割り当てるためのIPアドレスの在庫がありません。
IPv4とIPv6の違い6:IPアドレスの割り当ての違い
6つめのIPv4とIPv6の違いは、IPアドレスの割り当ての違いです。
IPアドレスはICANNという組織が管理と割り当てをしていて、IPv4では個人であれば1~4個程度、法人であれば8~32個程度のIPアドレスが割り当てられます。
IPv6の場合、膨大な数のIPアドレスを割り当てられるので、大量の通信機器にもIPアドレスを割り当てられることでしょう。
IPv4とIPv6の違い7:接続方式の違い
7つめのIPv4とIPv6の違いは、接続方式の違いです。
IPv4ではPPPoEと呼ばれる接続方式を使用していて、ネットワーク終端装置を経由してインターネットに接続しますが、IPv6ではインターネットサービスプロバイダーを介して、直接接続できるIPoEという接続方式を採用しています。
そのため、IPv4よりもIPv6の方が、通信速度などの面で優れています。
IPv4とIPv6の違い8:互換性がない
8つめのIPv4とIPv6の違いは、互換性がないことです。
IPv4とIPv6では互換性がないので、IPv4を利用してIPv6が使用されているサイトに接続できず、逆にIPv6を利用してIPv4が使用されているサイトへのアクセスもできません。
現在ではIPv4の利用者が多く、IPv6のサイトを見る機会は少ないのですが、IPアドレスの枯渇に伴いIPv6を利用する場面が増加するので注意が必要です。
##毎回よく分からなくなるプロトコル略語
これマジで何回やっても覚えられない。覚えるしかない。
###ARP(address resolution protocol)
IPアドレスからMACアドレスを知るためのプロトコル
###RARP(reverse address resolution protocol)
物理的アドレス(MACアドレス)からIPアドレスを検索する方法
###RIP(routing information protocol)
複数のネットワークを経由する際にどの経路が最短か見つけるプロトコル
###DHCP(dynamic host configuration protocol)
ホストのネットワーク設定を自動化するプロトコル
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、TCP/IPネットワークにおいてホストに設定情報を伝達するための仕組みです。
DHCPはクライアント・サーバ方式で、DHCPサーバがネットワークアドレスを動的に割り当て、設定情報とともにホストに送信します。
DHCPの利点
DHCPを使うと、使用するネットワークごとに有効なIPアドレスの範囲を設定することが出来ます。アドレスを要求するDHCPクライアントには、設定した範囲内で 個々のIPアドレスが動的に割り当てられます。
DHCPを使うと、サブネットマスクや、DNSなどの設定パラメータも割り当てられます。新規端末を追加したときに、手作業によるIPアドレスの割り当て作業から 解放され、ネットワーク管理の手間が軽減されます。
DHCPを使うと、予め登録している端末以外がネットワークに接続された場合、その端末に対して IPアドレスを割り当てないように設定することも出来ます。
DHCPを使うと、IPアドレスを使い回すことが出来るため、全クライアントに対して、 割り当てられるIPアドレスが不足している場合に、IPアドレスを有効に割り当てられます。
##NAPTとNAT
プライベートアドレスとグローバルアドレスを対応させるための手法
-
NAPT(network address port translation)
一対多を変換、1つのグローバルアドレスに複数のプッライベートアドレスを割り当てることができる -
NAT (network address translation)
一対一対応
###代表的なプロトコルのポート番号
プロトコル名(ポート番号) 機能
FTP(20,21) ファイル転送を行う
SMTP(25) 電子メールを送信、および転送を行う
DNS(53) ドメイン名とIPアドレスによる名前解決を行う
TFTP(69) ユーザー認証もない簡易FTPである
HTTP(80) HTMLファイルなどを転送する、Webブラウジング
POP3(110) 電子メールの受信、ローカルに保存する
IMAP4(143) 電子メールの閲覧、サーバに保管される
###メール関連
SMTP
ポート番号:25(TCP)
POP3
ポート番号:110(TCP)
IMAP2、IMAP4
ポート番号:143(TCP)
IMAP3
ポート番号:220(TCP)
Message Submission
ポート番号:587(TCP)
OP25B(Outbound Port25 Blocking)を導入している場合など。
SMTP over SSL(SMTPS)
ポート番号:465(TCP)
IMAP over SSL(IMAP4S)
ポート番号:993(TCP)
POP over SSL(POP3S)
ポート番号:995(TCP)
###ウェブ関連
HTTP
ポート番号:80(TCP)
HTTPS
ポート番号:443(TCP)
FTP、SSH
FTP
ポート番号:21(TCP)
FTPS も 21
SSH
ポート番号:22(TCP)
SFTP も 22
TELNET
ポート番号:23(TCP)
###サーバ関連
DNS
ポート番号:53(UDP)
NTP
ポート番号:123(UDP)
SDN(software defined network)
ネットワーク機器の集中制御によりネットワーク構成や設定を動的に変更する技術を指す。