初めましての方は初めまして。百瀬碧音と書いて、ももせあおいと言います。
今回の記事はRubyの開発環境を整えるための方法の備忘録です。
Xcodeのインストール
まず、Macで開発を行えるようにするために必要なXcodeをインストールする。
$ clang
# $ xcode-select --install と一緒
# Macを開発で使えるようにするためにXcodeが必要
Homebrew のインストール
Homebrewという、Macのパッケージマネージャーをインストールする。
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
最新のコマンドは Homebrew公式ページ を確認する。このページのインストールの真下にあるコマンドをコピーして実行すると、Homebrewをインストールできる。
必要なパッケージをインストール
$ brew install ruby-build rbenv openssl
# Ruby のバージョン管理をやりやすくしてくれるHomebrewのパッケージ
$ brew install postgresql
# PostgreSQLのサーバーを起動するためのHomebrewのパッケージ
$ brew install peco
$ brew install ghq
# この2つでcloneしたリポジトリの位置をわかりやすくしたり移動しやすくする
$ brew install git
# ファイルのバージョン管理をするもの
$ brew install redis
# データへの素早いアクセスができ、バックアップが取れる
.zshrc
を編集
ruby のバージョンを最新(必要なバージョン)にする。
$ rbenv install 3.0.4(入れたいバージョン)
インストール時にドキュメントを生成しない設定を追加。
$ touch ~/.gemrc
$ echo -e "install: --no-document" >> ~/.gemrc
$ echo -e "update: --no-document" >> ~/.gemrc
gem をインストール。
$ gem i bundler
$ gem i nokogiri -- --use-system-libraries
$ gem i solargraph
最低限必要な .zshrc
の設定
これは .zshrc
に貼り付けるおまじないみたいなもの。
export PATH="/opt/homebrew/bin:$PATH"
export PATH="$(brew --prefix openssl@1.1)/bin:$PATH"
export RUBY_CONFIGURE_OPTS="--with-openssl-dir=$(brew --prefix openssl@1.1)"
export PKG_CONFIG_PATH="/opt/homebrew/opt/libffi/lib/pkgconfig"
export PATH="$(brew --prefix openssl@1.1)/bin:$PATH"
export PATH="$(brew --prefix postgresql@11)/bin:$PATH"
eval "$(rbenv init -)"
あると便利な .zshrc
の設定
よく使うコマンドはショートカットコマンドを設定しておくと使いやすい。
例えば alias gg='ghq get'
と書いてあったら、ターミナル上で gg
と打てば ghq get
というコマンドが使えるので、長いコマンドをいくつも覚える/打つ必要がなくなり、作業効率も上がる。
alias gg='ghq get'
alias cp='cool-peco-ghq'
# ghqとcool-pecoを使ってclone先の管理とリポジトリ移動をやりやすくする
alias gm='git checkout main'
# mainというbranchを作る
alias gb='git checkout -b'
# このコマンドのあとに書いた名前のbranchを切って、そのbranchに移動
alias gs='git stash'
# ファイル変更の一時退避
alias ge='git commit --allow-empty -m'
# 空(変更がない状態で)のcommit