はじめに
6/22(土)~6/23(日)に開催されたDevLoveXに初参加してきました。
どれもすごく面白かったので全部載せたいのですが、相当長くなりそうでした。
なので、特に印象に残った講演の感想を載せていきます。
講演
各発表資料はこちらにまとめられているようです。
DevLOVE Xのスライドまとめ #devlovex
及部さん 【勝手に基調講演】アジャイルで目指した坂の上の雲]
スライド
気になったポイント
チーム感で大事にしているのは
・成長のバランスを保つこと
・安定させないこと
成長のバランスを保つこと
「チーム感には、チーム、技術、ビジネスプロダクトの3つが相関していて、何か1つだけ成長させても成果にならないし、全部が壊れてしまうこともある。
なので、どれかを上げたら、他も上げる」とのこと。
→良い技術を取り込むことだけ頑張っても、受け入れるかどうかはチーム次第なので、そこへのフォローも必要なのかなと思いました。
安定させないこと
「タックマンモデルにおいてチームが機能期に入ると、チームがそこで満足してしまって成長が鈍化してしまう。
なので、一旦壊して作り(今までやってきたやり方を変えて別のやり方を試し)、チーム成長を止めない」とのこと。
→目から鱗でした。
チームとして成長した結果、機能期に至ったのであれば、そのチームは自律的にさらに動いていくかと思っていました。
常に変化し続けるのは個人だけでなく、チームも同じことなのかと思いました。
島川さん 小ささを意識してすすめるソフトウェア開発のすすめ
スライド見つからず...
- 気になったポイント
- 小さい成功が、次もできる自信につながる
- わからないことを小さく開発するのは難しい。なので最初から100点を目指さない。
- 小さい成功が、次もできる自信につながる
小さい成功が、次もできる自信につながる
→すごく共感しました。
小さく終わらせていくことで、やったという気持ちがたくさん生まれるんだと思いました。
これができたから次もできる気になるんだと思います。
わからないことを小さく開発するのは難しい。なので最初から100点を目指さない。
→これも納得しました。
100点目指すと終わらないんですよね。
足りないところがあってもいいから、作り上げるってことかなと思いました。
安西さん エンジニア、エンジニアリングマネージャーとして成長するために必要なこととは?
- 気になったポイント
- 学びの根源の象限で自分が位置する場所はどこなのか自覚する
- 自分の言葉で行動を振り返る
- 学びの根源の象限で自分が位置する場所はどこなのか自覚する
学びの根源の象限で自分が位置する場所はどこなのか自覚する
「自分が位置する象限(外的要因、内的要因)に対して、反対の象限の対応を取られると、最悪その人が辞めてしまう」
→これも目から鱗でした。
外的要因が好きな人に内的要因的なことさせるとパフォーマンスが落ちますね。
自覚して、その位置にあった学び方をすることで、よりよい成長が見込まれるのですね。
自分の言葉で行動を振り返る
「考えるだけだと、自分が何を考えているかわからない。
言葉にして書いて、読んで、わかることで、次の行動が思い浮かぶ」とのことでした。
→頭でまとまっているつもりでも、いざ書いてみると全然まとまっていなかったってよくあります。
書いて整理することで、どこに問題があったか、どうしたらいいかって気付けるのですね。
須恵さん Cloud Nativeと分散システムを軸にこれからのITのあり方を考えてみる
- 気になったポイント
- オンラインがメインとなり、オフラインはオンラインを補完する時代になる
- コンテナを大量に配置した時の管理をKubernetes Operatorで実現できる
- オンラインがメインとなり、オフラインはオンラインを補完する時代になる
オンラインがメインとなり、オフラインはオンラインを補完する時代になる
→何かをする(たとえば支払いする)ことが、オフラインである必要はないということかと思いました。
あらゆるものがデータ化されつつあるので、目的を満たすのであれば、そのデータを活用したほうがいいのだろうと考えました。
コンテナを大量に配置した時の管理をKubernetes Operatorで実現できる
→Kubernetesはサイトで得た知識程度しかないのですが、どうやって管理していくのだろう?と思っていました。
今後重要になるKubernetes Operatorでの管理の仕組みが気になりました。
石垣さん データ駆動 x リーン x スクラムを組織文化に浸透させ、プロダクトをグロースさせる
- 気になったポイント
- データによる開発と直感による開発は現れるフェーズが異なる
- 最適なアーキテクチャによって組織構造を変化させる(逆コンウェイの法則)
- データによる開発と直感による開発は現れるフェーズが異なる
データによる開発と直感による開発は現れるフェーズが異なる
「新規サービス(0→1)として開発する時は直感(アイデア)が必要
そのあとのサービスを成長させる(1→10)時は、データ(ユーザの声)に基づいた開発となる。」
→すごく納得しました、
最初はデータがないから直感で進めるが、リリース後はデータを分析して対応することで、ユーザのためになるサービスになるのだと思いました。
最適なアーキテクチャによって組織構造を変化させる(逆コンウェイの法則)
→ユーザのためを考えたアーキテクチャにしたならば、組織構造がその足を引っ張ってはいけない、組織もユーザのためを考えた構造へ変化させたほうが良いと理解しました。
まとめ
参加してすごく楽しかったです。
いろんな人のいろんな10年を聞いて、話して、共感して、濃ゆい2日間を過ごすことができました。
登壇者の皆様、運営スタッフの方々、参加された方々、ありがとうございました。
来年も行きます!