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MacbookProでアナログデータを取得する

Last updated at Posted at 2017-07-22

アナログデータを取りたい時、どうしますか?

AD変換器? 買うの? お金ないのに? それに、適当なデータで構わないのに?

そうだ、あなたの手元にはMacがあるじゃないですか!

目的

AD変換器を買わずに電圧で出力されてくるデータを取得する方法として、パソコンについている場合の多いマイク端子からデータを入れ、それを録音する方法があります。

macOSの入った四極フォーンプラグのみを音声入出力に使うパソコンしか持っていない私が、その方法が使えるようにメモして、また使えるようにしておくことがこの記事の目的です。

環境

  • MacbookPro mid2012 (macOS Sierra 10.12.5)
  • 3.5mm三極フォーンプラグが出力となっているマイク(以下、マイクプラグ)
  • 信号を伝えてくる3.5mm三極フォーンプラグ(かジャック)(以下、信号プラグ)
  • 取ってきた情報を聞くための3.5mm三極ヘッドホン(以下、ヘッドホンプラグ)
  • 3.5mm端子(マイク端子及びイアホン端子)を3.5mm四極ジャックに変える変換器(以下、変換器)

機器の制約
MacbookProである必要もmid2012である必要もないと思われます。
また、変換器をいろいろくっつければ3.5mmフォーンプラグである必要もないと思います。
この手法は、音声入出力の端子として、四極フォーンプラグのみを持つパソコンうち、特にmacOSが入っているものに関して有効な手法と考えられます。Bootcampについては知りません。あくまで、筆者の環境が上記のようになっていますよ、というお話です。

接続手順

  1. 変換器にヘッドホンプラグとマイクプラグを接続
  2. 変換器をPCに接続
  3. 外部マイク認識後、マイクプラグ排除
  4. 信号プラグを変換器に接続

以上です。これだけかと言われればこれだけですけれども、Macは賢いので信号プラグを初めから変換器に繋いで変換器をPCに接続すると、外部マイクを認識せず、意外とハマります。私はハマりました。
上記の接続手順さえ問題なければ、あとは例えば、iSpectrumを起動すると、マイクからの入力をヘッドホンに垂れ流してくれますし、例えばAudacityを起動しておくと送られてきたデータをwavとして記録できます。これで、
デジタルデータ を てにいれた。

解決しそうにない問題点

macOSは四極フォーンプラグから送られてくる操作信号を勝手に受け付けます。特に問題になるのが、音楽の再生停止、Siriの起動です。「ぷつっ」といった信号が入ってくると、もれなく音楽の再生が始まります。そして、この機能を停止させる方法は見つかりませんでした。
よって、取得したいデータの種類によっては、この方法を諦めるのが無難かと思われます。

『たった一つじゃない冴えたやり方』

この問題は、初めっからマイク端子のあるパソコンを買っていれば解決します。
ほかには、わざわざパソコンのマイク端子を使って物事を行おうとしない力をもつ。USBかなんかで繋がる機器を買う。それらでもいいんじゃないでしょうか。

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