はじめに
WSL2とVSCodeの連携環境を構築する際の流れをメモにしました。
1. 全体的な流れ
・WSL2事前準備(BIOS、Windowsの機能有効化)
・WSL2インストール
・WSL2環境にUbuntuインストール
・VSCodeインストール
・Ubuntuパッケージ最新化
・VSCode連携
2. WSL2事前準備
2.1. BIOSの仮想化支援技術の有効化
Intelの場合 : VT-xの有効化
AMDの場合 : AMD-Vの有効化
2.2. 「Windowsの機能」の有効化
以下の2つの機能を有効化
・Linux用Windowsサブシステム
・仮想マシンプラットフォーム
WSL2は(裏で)Hyper-Vの機能を使うものの「Windowsの機能」で「Hyper-V」の有効化は行わなくても利用可能。
以下の機能の有効化も不要。
・Windowsハイパーバイザープラットフォーム
・コンテナー
3. WSL2インストール
3.1. 実施環境
以下のいずれかの環境でインストール実施
・管理者モードのPowerShell
・管理者モードのコマンドプロンプト
3.2. インストール
wsl --install
3.3. インストール
wsl --set-default-version 2
3.4. WSLのバージョン確認(Version 2を確認)
wsl --status
4. WSL2環境にUbuntuインストール
4.1. インストール
wsl --install -d Ubuntu
4.2. 確認
wsl -l -v
4.3. Ubuntuの起動
wsl -d ubuntu
5. VSCodeインストール
5.1. インストール
以下からダウンロードしてインストール
https://code.visualstudio.com/Download
5.2. WSL拡張のインストール
・VSCodeでView → Extensionsを選択。
・検索窓でWSLを検索。
・Microsoft社が提供している「WSL拡張」をインストール。
6. Ubuntuパッケージ最新化
6.1. Ubuntuの起動
wsl -d ubuntu
6.2. パッケージの最新化
sudo apt update
sudo apt -y upgrade
7. VSCode連携
・Ubuntu側で対象ディレクトリに移動し、
「code .」を実行。
・Windows側のVSCodeが上記ディレクトリに
マッピングされた状態で起動。
参考資料
@zaburo(zaburo)
WSL2 + Ubuntu + VSCodeでの開発環境構築
https://qiita.com/zaburo/items/27b5b819fae2bde97a3b
penpenメモ
VT-X、AMD-V、Hyper-V、WSL、WSL2の違い
https://penpen-dev.com/blog/vt-x-amd-v-hyper-v/