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Azure OpenAI Service申請について

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Azure OpenAI Serviceを利用するにあたり、Azure OpenAIについてや申請する際に気を付けるべき点などを記載しています。

1. そもそもAzure OpenAI Serviceってなに?

Azure OpenAIは、Microsoft Azureクラウドプラットフォーム上で提供されるOpenAIのサービスおよびリソースのことを指します。
OpenAIは、人工知能(AI)および機械学習(ML)の研究と開発を行っている企業であり、GPT-3という大規模な言語モデルを開発しました。

Azure OpenAIは、MicrosoftとOpenAIの提携によって実現されたもので、Azure上でOpenAIの強力なAIおよびMLモデルを利用するための統合プラットフォームを提供しています。
これにより、開発者や企業はAzureのインフラストラクチャとサービスを活用しながら、OpenAIの高度な自然言語処理や予測モデルを利用することができます。
Azure OpenAIを使用することで、テキスト生成、文章要約、機械翻訳、質問応答システム、感情分析など、さまざまな自然言語処理タスクに対して強力なAIモデルを利用することが可能です。
また、Azureの他のサービスとの統合により、スケーラブルな環境でのモデルのトレーニングやデプロイメントもサポートされています。

2. Azure OpenAI Serviceを利用するには?

現在、Azure OpenAI Serviceは全員がアクセスできるものではなく、専用のフォームを利用した申請に通過した人の実がアクセスできる状態となっております。
そのため、以下の手順に従って申請を行い承認を受ける必要があります。

2.1. Azureサブスクリプションの作成

Azure OpenAI Serviceを利用するためには、Azureのサブスクリプションが必要です。
そのため、サブスクリプションを持っていない方は以下リンクにて作成を行ってください。
Azureサブスクリプション作成

2.2. Azure OpenAI Serviceへの申請

Azure OpenAI Serviceへ申請するには以下のリンクより申請を行ってください。
なお、申請フォームは全て英語のため、英語が苦手な方などはGoogle翻訳を使用しつつ申請を行ってください。
Azure OpenAI Service申請フォーム
スクリーンショット 2023-06-29 224304.png
申請後は承認された場合、約10日営業日以内にアクセス許可のメールが飛んでくるとアナウンスされます。(なお、私の場合は申請してから数時間でアクセス許可のメールが来ました。)

なお、申請の際、以下に該当する方は申請が出来ないためご注意ください。

  1. 企業アドレスではなく、個人メールアドレスのみ持っている方。(*1)
  2. Azure OpenAI Serviceを使用したいAzureサブスクリプションと、企業メールアドレスを使用して作成したAzureサブスクリプションが一致していない方。(*2)
  3. 日本Regionを使用したい方。(*3)

*1: gmail.com, hotmail.com, outlook.comなどの個人メールで申請した場合、申請が却下されます。
*2: Azureサブスクリプションが一致していない場合、申請が却下されます。
*3: 現在、北アメリカ、ヨーロッパ、アジア/オーストラリアの3Regionのみが利用可能です。

申請が承認された後には、AzureにてOpenAI Serviceのリソースが作成可能となります。
それでは良いOpenAIライフを!

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