概要
自分が初めてロリポップサーバーでHPの構築を行った時にあまりにもロリポップ向けの資料が少なくて苦戦した記憶がありました。
Qiitaを書く機会があったので、SSL、URL正規化、.htaccesの設定方法を含めた構築をメモとして残しておきます。
環境
一応。
- ロリポップ スタンダード
- FTP Cyberduck (8.4.4)
- Mac OS Monterey (12.3.1)
- Google Chrome (104.0.5112.101)
- Visual Studio Code(1.70.0)
アップロード
今回は、
<h1>Hello World</h1>
こちらのテストファイルをFTPの「Cyberduck」を使用してアップロードを行います。
詳しい導入方法や使い方はこちらの記事にまとめてあるのでご覧ください。
今回はドキュメントルート(一番上のディレクトリ)にアップロードしたと仮定して進めていきます。
これでアップロード完了です。
反映確認
実際に確認していきたいと思います。
http ://自分のドメイン をブラウザに入力しアクセスします。
(例http://qiita.com)
このように表示されていたら成功です。
サーバーを設定する
ファイルがアップロードできてもう完璧、ではありません!
まだサーバーの設定が終わっていないため、このままでは悲しいサイトになってしまいます。
ここからはとSSLの設定とURLの正規化を行っていきます。
SSLの設定
こちらの設定を完了させてください。
URLの正規化
ここから実際にコードを書いていきます。
URL正規化とは、同じ内容のページが複数ある場合に、Googleクローラーからの評価を受けるURLを1つに統合することです。
検索エンジンから正しい評価を受けるために、SEO対策に欠かせない対策の一つです。
ロリポップFTPから作成した方が個人的には好きですが、FTPソフトとVScodeの活用を踏まえて今回はVScodeから作成します。
先ほどSSL化によってhttpsが利用可能になりましたので、httpを使わずhttpsでユーザーに接続してもらうコードになります。
ここではhttpsについての解説は省略させていただきますが、この作業は通信の保護に必要なものだと思ってください。
RewriteEngine on
RewriteCond %{ HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{ HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
これを先ほどの要領でアップロードできれば完了です。
注意
.htaccessは最後に改行を入れないと動作しません
とにかく改行して保存してください
パーミッションの確認をしてください
不備があると動作しない恐れがあります。
補足 .htaccessのパーミッションについて
ロリポップでは.htaccessファイルは604で指定することを推奨しています。
動作に問題があるときは一度確認してみてください。