Quanta Cloud Technology(QCT)のホワイトボックススイッチを買った
毎回英語のマニュアルを読むのは嫌なので日本語で書いていく
自分のメモ用なので間違っている事を書いているかもしれないので書いてあることをする場合は自己責任で。何があってもしらないよ。
- 今回出てくるT3048-LY2R
- SFP+が48個
- QSFP+が4個
- OSはQNOS(このOSが入っている前提で進んで行きます)
- 黒い
設置してみよう
こんなのを見ている人間にとって設置は朝飯前だろうから書かない
電源を入れてみよう
設置した一般人は気付くと思うけど電源スイッチが無い
ので、コンセントをぶっ刺すと71.5dBの爆音ファンx3が回り始める。
非常にいい音が鳴る
これで電源投入は完了っぽい
コンソールにログイン
コンソールポートは正面右端にある2つのRJ45の内、上。CONって書いてある。
まぁ安定のRJ45-RS232 (Cisc0の純正ケーブルぶっ刺しでOK)
ちなみにポートの右上のランプが電源ランプで左上はマニュアルに書いてある。
- シリアルポートの設定
- ボーレート 115200
- あとは書かなくでも大丈夫でしょ
電源投入からコンソールを眺めてるとブート中に何やってんのかよく見える
ログインできるようになったら初期設定だと
User:admin
Password:<無し>
でログインできる
ログインしたらとりあえず
(Switch) #show hardware
System Description............................. LY2R, Runtime Code 1.4.21.00, Linux 2.6.35
Machine Type................................... LY2R
Machine Model.................................. QUANTA LY2R
Serial Number.................................. 1TSS3CR3T
Label Revision Number.......................... 1
Part Number.................................... 1LY2BZZ000M
Hardware Version............................... 1.0
--以下略--
で良いでしょう。ここらへんのshow hardwareとかshow versionは大体どこのメーカーも共通で有り難い
設定したことの保存は
copy running-config startup-config
で行ける
コンソールから色々と設定できるが面倒なのでWebUIを使いたい。
WebUIにアクセスしてみよう
最初このままだとWebUIにアクセスできないのでDHCPのあるネットワークにつながれば勝手にDHCPでServicePort(WebUIアクセス用?他になにかできるのか?)のアドレスを持ってくる
(Switch) #show serviceport
Interface Status............................... Up
IP Address..................................... 192.168.0.20
Subnet Mask.................................... 255.255.255.0
Default Gateway................................ 192.168.0.1
IPv6 Administrative Mode....................... Enabled
IPv6 Prefix is ................................ **
IPv6 Default Router............................ **
Configured IPv4 Protocol....................... DHCP
Configured IPv6 Protocol....................... None
IPv6 AutoConfig Mode........................... Disabled
IPv6 Link-local Scope ID....................... 2
Burned In MAC Address.......................... 2C:60:0C:33:91:C7
DHCPで上手くIPアドレスが配布されないとか手動でIPを設定したい場合は
設定例:192.168.0.200,デフォルトゲートウェイは192.168.0.1
コマンドはserviceport ip ipaddress netmask [gateway]
(Switch) #configure
(Switch) (Config)#serviceport protocol none
Changing protocol mode will reset ip configuration.
Are you sure you want to continue? (y/n)y
(Switch) (Config)#serviceport ip 192.168.0.200 255.255.255.0 192.168.0.1
(Switch) (Config)#exit
(Switch) #show serviceport
Interface Status............................... Down
IP Address..................................... 192.168.0.200
Subnet Mask.................................... 255.255.255.0
Default Gateway................................ 192.168.0.1
IPv6 Administrative Mode....................... Enabled
Configured IPv4 Protocol....................... None
Configured IPv6 Protocol....................... None
IPv6 AutoConfig Mode........................... Disabled
IPv6 Link-local Scope ID....................... NONE
Burned In MAC Address.......................... 2C:60:0C:33:91:C7
的な感じに設定できる。多分v6でもできる
ちなみにDHCPにしたい場合は
serviceport protocol dhcp
でできる
1Gモジュールを使用していてDHCPでIPが配布されない/ネットワークに繋がらない時はコイツにはオートネゴシエーションの機能が無いのでポートの設定を変える必要がある。(マネジメントポートにはオートネゴシエーション機能がある)
例)ポート0/1を10G→1Gに変更する。
(Switch) #configure
(Switch) (Config)#interface 0/1
(Switch) (Interface 0/1)#Speed-duplex 1000
(Switch) (Interface 0/1)#exit
(Switch) (Config)#exit
(Switch) #Show interface status
Admi Phy Phy Link Link LACP Flow Cap.
Intf Type Mode Mode Stat Stat Trap Mode Mode Status
-------- ------ ------- ---- ---- ----- ------- ------- ------- ----------------
0/1 Enable 1GF 1GF Up Enable Enable Disable 10GF 1GF
0/2 Enable 10GF Down Enable Enable Disable 10GF 1GF
0/3 Enable 10GF Down Enable Enable Disable 10GF 1GF
--以下略--
これで正しくポート速度が変更できて1Gモジュールでも通信できるようになる
Serviceportの設定ができたらスイッチ正面右側のコンソールポート下にあるMGMTって書いてあるマネジメントポートからWebUIにアクセスできる。
アクセスに必要なID,PWはコンソールにログインする時に使ったIDPWと一緒。
ここでシステムの名前とかを設定することもできる
少し残念なのが上側にあるスイッチの図はJavaAppletで書かれている。
なので最近のChromeとかでアクセスするとJavaAppletが無効化されていて見えない
左側のパネルからもアクセス可能だけどスイッチの図から何ができるかを書いておく
各ポートをクリックすると
各ポートの設定ができる。
ここで気にしておきたいのがPhysical Modeでこのスイッチには10G/1Gを自動判別してモードの切り替えをする機能がないのでコマンド又はこの画面で切り替える必要がある。
最大フレームサイズの変更もこの下の方でできる
右側にあるConは
この画面になる。
ボーレートをおなじみの9600にすることも可能
その下にあるMGMTは
この画(ry
ここでマネジメントポートの設定をすることができる。
右下の⇄は
電源の状況とかファンの状況とかが書かれている画面になる。
ファン速度の設定とかはできない。(あるのかもしれないが)
あとは頑張って
マニュアル読めばここに書いてあることは全部書いてあるから読みなさい。