#概要
VirtualBox上にインストールしたKali Linuxをアップグレードした後に、Kali Linuxの仮想マシンを起動した際に黒い画面となりフリーズした際に対処した方法を記載。
- VirtualBoxをアップグレード
- VirtualBox Additionsの入れ直し
<検証環境>
Ubuntu 19.10
#原因の推測
アップグレードすることによりboot系の何かが変更になった(カーネルモジュールのバージョンアップ?)と思われる。
そにより、VirtualBoxのGuest Additionとの相性が悪くなり起動できないと推測!
#対処手順
1.旧バージョンのVirtualBoxをアインストール
$ sudo apt purge virtualboxXX
XX:Virtualboxのバージョン
Tabで補完してアインストールパッケージ(バージョン)を選定すると便利
2.最新版のVirtualBoxをインストール
VirtualBoxのサイトから最新版のVirtualBoxをダウンロードしてインストールする
$ sudo apt install VirtualboxXX
XX:VirualBoxのバージョン
3.Kali Linuxを起動
4.Kali Linuxにインストール済みのGuest Aaddtionをアインストール
$ sudo apt purge virtualbox-guest-*
5.最新のdkmsをインストール
Debian系OSはVirtualbox-guest-dkmsパッケージをインストールすることにより、Guest Addtionsの機能を使用可能になるよう。
$ sudo apt update
$ sudo apt install -y dkms
6.Kali Linuxをアップグレード
$ sudo upgrade
7.アップグレード後にシャットダウン
8.VitualBoxマネジジャーで、Kali LinuxのデバイスにマウントされているGuest Addtion.isoをアンマウント
デバイス -> 光学ドライブ -> 仮想ドライブからディスクを除去
9.Kali Linuxを起動して最新のGuest Addtionを再インストール
#参考にした情報