はじめに
これはクリーンインストールではなく、Windows 10からのアップグレード方法です。
1. Windowsのダウンロード
UUP dumpからOSをダウンロードしてきてビルドします。
なるべく古いバージョンのWindows 11 がいいですが、ここでは例としてWindows 11 Insider Preview 10.0.22000.160
をダウンロードしてきます
どれくらい古いバージョンがいいかどうかは4の注意点を参照してください。
UUP dump 通常バージョン検索結果
ダウンロードしたファイルを展開し、uup_download_windows.bat
ファイルを管理者権限で実行します。
実行が完了したら、同ディレクトリ内にisoがあるためそれをクリックしてマウントしておきます。
実行は40~50分くらいかかります。
2. appraiserres.dllを消す
マウントしたisoの内容を別のディレクトリにすべて移し、sources/appraiserres.dll
を削除します。
これにより、インストーラはスペックのチェックができなくなります。
3. Windows のアップグレード
別のディレクトリに移してファイルを削除した方のsetup.exe
を起動し、セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更
から、今は実行しない
のほうを選択して、インストールを進める
すると、チェックが飛ばされてインストールできるようになる。
4. 注意点
最新のISOビルドだと、スペックのチェックに必要なappraiserres.dll
がない場合、チェックができません
と表示されてインストールできなくなっているので、UUP dumpでなるべく古いISOビルドを探してそれを使います。上記の場合はInsider Preview版ですが、普通のバージョンのやつも実行できます。
参考にしたサイトを見た感じに2022.08.20
に投稿された記事で成功例があるため、それ以前のWindows 11 Buildを使用するといいと思います。
参考サイト