初めに
個人的に Linux環境を作るときに、必ずするセットアップ事項をまとめてみました。
USキーボードを利用しているため、日本語と英字切り替えをCapslockで操作するようにしたりしています。
備忘録です。
1. OS
Pop!_os から、ISO をダウンロードする。
通常はLTS、NVIDIA系GPUを搭載している場合は、NVIDIAを選択する。raspberry pi の場合は、RAS PI を選択する。
セキュアブートは無効にする
platform | version |
---|---|
default | LTS |
NVIDIA GPU | NVIDIA |
Raspberry PI | RAS PI |
また、Rufuse 等を用いてUSBに焼いて、適当にインストールする。
言語を英語にしてインストールする。
Welcome Setting 事項
- Dock dosen't extend to edges
- Date & Time and Notifications Position -> Right
- Time Zone -> Tokyo
2. Chrome
言わずもがな Chrome
を入れます。
Pop os の場合は、.deb
をクリックするだけでインストールできました。
3. 日本語化
英語でセットアップした場合は、日本語化します。
- Settings
- Region & Language
- Language -> Japanease
- Formats -> Japan
- Restart
- フォルダー名の更新は、「次回から表示しない」にチェックを入れて、「古い名前のままにする」を選択する
3で、言語が選択できない場合
言語がインストールされていないので、インストールします。
- Manage Installed Languages
- The language support is not installed completely -> Install
- Install / Remove Languages -> Japanease -> Apply
日本語で設定した場合
環境は日本語になっているが、各ディレクトリ名が日本語になっていてターミナルで操作しずらいので、英語に変えます。
LANG=C xdg-user-dirs-update --force
rm -r ダウンロード テンプレート デスクトップ ドキュメント ビデオ ピクチャ ミュージック 公開
reboot
フォルダー名の更新は、「次回から表示しない」にチェックを入れて、「古い名前のままにする」を選択する
4. fish
fish shell をインストールする。
bashよりも使いやすいのでこれを使います。
fish
$ sudo apt-add-repository ppa:fish-shell/release-3
$ sudo apt update
$ sudo apt install fish
$ which fish
/usr/bin/fish
$ chsh
パスワード:
------ のログインシェルを変更中
新しい値を入力してください。標準設定値を使うならリターンを押してください
ログインシェル [/bin/bash]: /usr/bin/fish
reboot
fisher
fishのパッケージマネージャー
curl -sL https://git.io/fisher | source && fisher install jorgebucaran/fisher
Theme
fish のテーマをインストール
fisher install oh-my-fish/theme-bobthefish
git clone https://github.com/powerline/fonts.git
cd fonts
./install.sh
cd ../
rm -rf ./fonts
Termail フォント を、powerline font に変更
例:Source Code for Powerline、黒地に灰文字
5. 7zip
次のステップで使うので 7zipを入れます。
sudo apt install -y p7zip-full
6. Font
- Apple Fonts から、SF Pro, SF Mono をダウンロード
cd path/to/downloaded_font_directory
mkdir font_tmp
7z x SF-Pro.dmg
cd SFProFonts
7z x SF\ Pro\ Fonts.pkg
7z x Payload\~
cp Library/Fonts/* ../font_tmp
cd ../
rm -rf SFProFonts
7z x SF-Mono.dmg
cd SFMonoFonts
7z x SF\ Mono\ Fonts.pkg
7z x Payload\~
cp Library/Fonts/* ../font_tmp
cd ../
rm -rf SFMonoFonts
sudo apt update; sudo apt install -y font-manager gnome-tweaks
-
フォントマネージャーから、展開したフォント類すべてをインポート
font_tmp
-
tweaks の font から、
インターフェイスのテキスト: SP Pro Regular
等幅テキスト:SF Mono Regular
に変更 -
再起動で適応
7. mozc
日本語入力をインストール
sudo apt install -y ibus-mozc mozc-utils-gui vim
! CapsLock -> Zenkaku/Hankaku
remove Lock = Caps_Lock
keycode 66 = Zenkaku_Hankaku
上記のマッピングファイルを作成することで、xmodmap ~/.Xmodmap
コマンドを実行することで、キーマップが適応され、CapsLock
が 半角/全角|漢字
キーになる。
また、起動時に自動でこのキーマップを適応するために、以下の xmodmap.desktop
に xmodmap
を設定することで、できるらしい。
が、実行の順番的に適応されないことが多発したため、不格好な適応方法をとっている。
以下、強引に設定を適応するものなので、自己責任でお願いします。
[Desktop Entry]
Type=Application
Exec=/home/<USER_NAME>/.xmodmap.sh
Hidden=false
X-GNOME-Autostart-enabled=true
Name=xmodmap
Comment=xmodmap script
#!/bin/bash
start_time=$(date +%s)
while [ $(($(date +%s) - $start_time)) -lt 10 ]; do
xmodmap ~/.Xmodmap
sleep 1
done
chmod +x ~/.xmodmap.sh
起動して10秒間適応コマンドを自動で叩きまくるスクリプト (;^ω^)
3. anyenv
多くのenv系を管理できるやつ
git clone https://github.com/anyenv/anyenv ~/.anyenv
set -Ux fish_user_paths $HOME/.anyenv/bin $fish_user_paths
echo 'eval (anyenv init - | source)' >> ~/.config/fish/config.fish
anyenv install --init
References