経緯
MacBook Air M2を買いました。
以前使っていたMacの環境をTime Machineからまるごと移行することもできるのですが、SlackやAtomなど「もう使わない機能だなこれ...」というものまで入れてしまいたくなかったので、必要最低限の設定をもう一度行うことにしました。
Macを買い替えるたびに設定の手順を調べまくるのが面倒なので、ここに書き残しておこうと思います。
環境
MacBook Air M2、macOS Sonoma 14.4.1
目次
1. システム設定をいじる
設定の各項目(ホットコーナー、Night Shiftの色設定等も忘れずに)を見直して自分好みにいじっておく。
PCの名前変更
システム設定 > 一般 > 情報
から変更。
バックスラッシュの設定
こちらのサイトを参考に、
システム設定 > キーボード > テキスト入力-入力ソース 編集
-
日本語-ローマ字入力
>英字
にチェック,“¥”キーで入力する文字
を\(バックスラッシュ)
に設定 - ABC キーボードを選択し、下部の
-
を押して削除
トラックパッド
トラックパッドを押した感覚が以前のものより重く、手の筋トレ過ぎるので
設定 > トラックパッド > タップでクリック
をONにしてもいいかもしれない。
2. Chrome
Chromeを検索し、ダウンロードする。
自分のアカウントでログインした後、同期を有効にする。
3. VSCode
VSCodeを検索し、ダウンロードする。
アカウントを作っておけば、jsonの設定をそのまま適応できる。
こちらのサイトを参考に、元のPCで以下の手順を行う。
- サインイン
👤 > 設定の同期がオン > (上部) 設定の同期:Configure...
- 全ての設定が同期対象になっていることを確認
次に、新しいPCで以下の手順を行う。
- サインイン
👤 > 設定の同期がオン > (上部) 設定の同期:Sync now
- VSCodeを再起動
これで元のテーマや設定、拡張をそのまま引き継げる。
4.Homebrew
pathを通した後、
brew update
を実行して完了。
困ったときのPATHの確認方法
以下のコマンドで確認できる。
echo $PATH | tr ':' '\n'
PATHの追加方法
初期の状態では、zshrcファイルがないので、まず空ファイルを作成する。
その後、
open ~/.zshrc
をして、zshrcファイルに直接
export PATH=$PATH:<追加 PATH1>
export PATH=$PATH:<追加 PATH2>
...
のように書き込む。こうするとあとで整理しやすい。
書き終わったら、
source ~/.zshrc
を実行して読み込ませる。
参考:
3.TeXLive
以下のサイトを参考にやりました。
試行錯誤したところ
うまくいかなかったらとりあえずアプリ閉じて再起動
mac texのインストールの手順の一番最後にて、
sudo tlmgr update --self --all
を実行すると、pathが通っているにも関わらず「tlmgrが見つからないよ!」と言われてしまった。
exit
としてターミナルを閉じ、再起動してからもう一度試したら、うまくいった。
latexmkrcファイルの編集
ホームディレクトリにある隠しファイルを開くコマンドはこれ。
open ~/.latexmkrc
また、latexmkrcファイルのplatexの部分をuplatexとした。
日本語でtexを打つのにこうする必要があったはず。
latex = 'uplatex %O %S -halt-on-error';
「latexmkのpathが通ってないよ!」と怒られた
which latexmk
でlatexmkまでの道のりを確認できる。
その後、ターミナルとVSCodeを再起動してあげるとうまくコンパイルしてくれた。