※注意:前置きが超長くなっています。下の目次の4:解決法から手順を見れます。
初投稿です。
目次
1:前置き
2:問題
3:環境
4:解決法
5:おわりに(参考情報)
前置き
Ubuntu等のLinuxディストロをPCのメインOSとして使い始めた人も少なくないはず(ソース:私)
大体パソコンの使用に慣れてくると、「仮想デスクトップ」なるものも使い始めてくることはありませんでしょうか。呼び方にはまた、「ワークスペース」と呼ばれることもあります(特に海外で主流)が、本記事では以下前者を統一呼称とします。
ここで、その仮想デスクトップについてわからないという方のために大体の説明をWikip○diaからパクってくることにしました()
仮想デスクトップは、コンピュータに接続された1つの物理的なディスプレイに対し、独立した複数の仮想的なデスクトップ環境、あるいはディスプレイの表示領域より広い連続したデスクトップ空間の提供を行う。ユーザは、ウィンドウまたはアプリケーションごとに、どの仮想デスクトップに表示するかを指定することができる。
一般的な仮想デスクトップソフトウェアは、作業する仮想デスクトップを瞬時に切り替える機能やウィンドウを別なデスクトップに移動させる機能、デスクトップごとに外観をカスタマイズする機能などがある。特定のウィンドウをすべてのデスクトップに表示させることもできる。個々の仮想デスクトップは縦横に並んだものとして、上下、隣などの概念をもっている。仮想デスクトップ全体を縮小し、全体を俯瞰することができるウィンドウやモードがあり、ウィンドウの移動などを行うことができる。 ―Wikipedia「仮想デスクトップ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E6%83%B3%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97
要は、いくつもアプリを使いまくるときに、ウィンドウを表示するデスクトップを仮想的に拡張できる機能のことです。
自分はこれに関して、ある問題に遭遇することとなりました。
問題
通常、Ubuntu(GNOME)において仮想デスクトップはCtrl + Alt +横矢印
で遷移できます。
しかし、大体インスコしたてのUbuntuでこれをやろうとすると、メインモニターに指定されているディスプレイしか操作が反映されません。
一画面だけ変えて他画面を同じ状態で(資料を移しながら)作業するという使い方もあるかもしれませんが、Windowsで全画面諸共変えて使ってきた自分にとってはかなり不便でした。
環境
ハードウェア:HP Elitebook 830 G5 Notebook(Intel Core i7-8550u, DDR4 16GB RAM)
OS:Ubuntu 22.04.3 LTS x86_64
カーネル:6.2.0-34-generic
デスクトップ環境:GNOME 42.9
シェル:bash 5.1.16
解決法
gsettings set org.gnome.mutter workspaces-only-on-primary false
これをターミナルにぶち込んであげるだけ。処理が完了した瞬間から他ディスプレイも連動して動かせるようになります。
以前まではgnome-tweaksで設定を変更・反映することが可能だったらしいですが、後の
Ubuntu22.04でその仕様が廃止されたそうです。
おわりに
最後まで当記事をお読みいただきありがとうございました。
初投稿の故、拙い点も数多くあるかもしれませんが、少しでも読者様のお力になれれば幸いです。
もし記事に誤りや問題点等がございましたら、お手数ですがコメント欄よりご指摘いただければ幸いです。
参考情報