Windows10のスクリーンショット

いつぞやのCreatorsUpdateで追加された
[Win+Shift+S]で起動できるスクリーンショット機能...

これを使うとクリップボードに画像を保存されるのですが...
やっぱりMacみたいに画像を保存したいときもあると思います!
ということで今回はWindows10で撮ったスクリーンショットをファイルに保存する
プログラムを書いていこうと思います!!

環境

Windows10 CreatorsUpdate以降
python3.6

必要なライブラリ

PIL
pynput

インポート

sc.py

from PIL import ImageGrab, Image
import datetime
from pynput.keyboard import Key, Listener

クリップボードの画像を保存する関数

まずクリップボードの画像を保存する関数をさっと
書いてしまいましょう!(スピード大事!!

sc.py

def save():
    im = ImageGrab.grabclipboard()
    if isinstance(im, Image.Image):
        im.save(str("保存先をここに入力")+str(datetime.datetime.today()).replace(" ","-").replace(":","-")+'.jpg')
        print('saved') #保存できた時
    else:
        print('no image') #保存できなかった時(なぜか保存出来てるのに出ることもある)

そして...

特定のキー今回は[CtrlR]そう右側にあるCtrlキーを押したときにスクリーンショットを
保存するようにします!
pynputのイベントを利用するために関数を書きます

sc.py

def on_press(key):


    try:
        if key.char == "DUMMY":
            save()
        print('alphanumeric key {0} pressed'.format(
            key.char))
    except AttributeError:

        it= "{0}".format(
            key)
        if it == "Key.ctrl_r":
            save()

詳しい説明は省きますが Ctrl,Shift,backspace,escなどを検知する時は
if it == "Key.ctrl_r":をの部分を if it == "ESC":
といった具合に書き換えてください
数字や文字などのキーを検知するには
try分の中にある
if key.char == "DUMMY":を if key.char == "A":などに書き換えてください
(このコード内ではDUMMY(ダミー)を充てています)
##実行!

sc.py

if __name__ == '__main__':

    with Listener(
        on_press = on_press,
    ) as listener:
        listener.join()

リスナーを設定して実行するコードを書いて完了です!
試しに実行してみましょう!

(no imageって出たりそれで慌てて二回[ctrlR]を押してしまいましたが動作には問題なさそうですね!(必死))

バックグラウンドで動かしたい!

バックグラウンドで動かしたほうが絶対いいと思うんですよね..
ということでVBSとbatを利用します!
使えるものは何でも使ってやる!!

start.bat

@ECHO OFF
python sc.py

sc.pyと同じディレクトリにおいてください
そして..vbsが..

start.vbs

Dim WSHShell
Set WSHShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
Call WSHShell.Run("D:\twitter\start.bat", 0, True )

[Call WSHShell.Run("D:\twitter\start.bat", 0, True )]この部分はsc.pyを設置した場所を指定してください!

最後に

これで以上です!
途中Unicode系のエラーが出たりして慌てていましたが(慌てすぎ)
無事に作成できました!
これをスタートアップに登録すればもっと利便性は上がりそうです!

ソースコードたち