概要
libnoiseをVisualStudioで使おうとして詰まったのでメモ。
環境
- Windows11
- Microsoft Visual Studio Community 2019
Version 16.11.10
手順
※公式サイトからのものは古いためコンパイルが面倒。
⇒以下のサイトを参考に、cmakeでx64コンパイルして使用
- 以下からCmake対応のlibnoiseを持ってくる
-
Cmakeでコンパイル
※CmakeGUIを使用しています。 -
libnoiseを使用したいVisualStudioのプロジェクトに.lib、.dll、headerを持ってくる
- プロジェクト以下にフォルダを作成し、必要なファイルを配置する。
以下は例
Project |-.sln |- x64 | |-Debug | |-.exe | |- noise.dll |-Venders |- libnoise |-bin | |-noise.lib |- include |-noise
- プロジェクト以下にフォルダを作成し、必要なファイルを配置する。
-
VisualStudioとlibnoiseをリンク
- VisualStudioにて、プロジェクトのプロパティを開く
- 構成プロパティ⇒VC++ディレクトリ⇒全般⇒インクルードディレクトリにVenders/libnoise/includeのフォルダを追加
- ライブラリディレクトリにVenders/libnoise/binのフォルダを追加
- 構成プロパティ⇒リンカー⇒追加のライブラリディレクトリにVenders/libnoise/binのフォルダを追加
- 構成プロパティ⇒リンカー⇒入力⇒追加の依存ファイルにnoise.libを追加
- これで環境設定は終了
簡単なサンプルコードで動くか試してみる
公式チュートリアルのコードを拝借
#include <iostream>
#include <noise/noise.h>
using namespace noise;
int main (int argc, char** argv)
{
module::Perlin myModule;
double value = myModule.GetValue (1.25, 0.75, 0.50);
std::cout << value << std::endl;
return 0;
}
以下の結果が出力されれば成功!
0.686347